■ 『マリ学校ワークキャンプ』(2008年)
● キャンプ地
ソウルの仁川空港からリムジンバスで新村まで行き、バスで終点の江華郡まで行った。そこでSCIスタッフに電話をしたら、車で迎えに来てくれた。500メートル程度の低山が連なる田園地帯で、山の麓にある学校(フリースクール?)がキャンプ地。学生達が夏季休暇で帰省中に利用。ド田舎というわけでもなく、まあ中途半端な田舎町という感じの場所。天気が晴れの日は緑が美しく、結構のどかで良い。ちなみにキャンプ終了後は、大半のキャンパーはソウル行きの貸し切りバスで帰った。
● 参加者
日本人男性 1(私)、トルコ人女性 1、フランス人女性 1、スウェーデン人女性 1、フィンランド人女性 1 、韓国人キャンパー(固定メンバー)25人位?(部分参加やOB、学校関係者やら何やら、小学生から中高年まで入り乱れ)。
トルコ人は事情により2日で居なくなった。ポッチャリ系のフランス人はワークは不得手だったが、陽気でフレンドリー。フィンランド人とスウェーデン人の美人二人組は、マイペースを保ちクールな感じで、それ程溶け込む努力はしていなかった。
人が多くて自己紹介タイムも無かった(私が開会式に間に合わなかった)為、名前を覚え込むのが困難でした。人の数が少なくて2週間位の期間があるワークキャンプならば、初日から必死で覚えるのだが、私も積極性を放棄してしまった。とりあえず、順次関わった人の名前を覚えて行った。
● ワークの内容
『マリ学校の敷地の草むしり』と『近所の教会の土地の手入れ(綿畑の雑草抜き等)』の二つが中心。キャンプ前半は日差しが強くて重労働だった。学校の草むしりは、手がかぶれる草が蔓延っていて、また虫も多い為、少々大変。逆に教会の方は楽であり、オヤツ等の差し入れがありしばしば教会でお昼ご飯も頂けた為、人気があった。基本的に、ワークキャンバーの為に提供された簡単ワークであり、炎天下で無理はせず、休憩もこまめに取っていた(リーダーが管理)。キャンプ期間を通じ、ワーク中に体の弱い女の子が一人疲労で倒れた位で、目立った怪我人や病人は発生しなかった。
報告事項
● レクリエーション
プログラムの一貫として組まれたその他の活動で、『キナコ餅』『団扇』『キュウリの漬物』『手作りハーブ石鹸』『Tシャツの玉ねぎ染め』などの製作体験がありました。当初は、各国の挨拶・礼儀作法・言語を学ぶというプログラムが3つほど組み込まれていましたが、中止に。また、韓国映画上映会も夜中に2回ありました。その他、巨大なパオの中で鬼ごっこのようなゲームを3種類やった時もありました(罰ゲームがあり盛り上がった)。
スペシャル・イベントとしては、キャンプ中間日に行ったピクニックがあります。ドルメンなどの史跡を見物し、海(ドロドロの干潟)で遊びました。後は、キャンプ最終日前のキャンプファイアー(飲み会&カラオケ大会)、その前日にも、韓国伝統スゴロク遊び(ユンノリ)の人間スゴロクや、各種ゲームで楽しみました。
キャンプ3日目のお昼には、突発的にOBの男性に誘われて、私を含めた外国人キャンパー3人が、お米の買出しついでに車で観光に出かけました。北朝鮮との国境線で記念撮影をし、市場を見学し、古い立派な城砦の門を見て、昆虫博物館を見学しました。
韓国人のキャンパー(特に男子)はみなゲームが大好きで、キャンプの合間に様々なゲームやスポーツをして楽しんでいました。私も、そのようなゲームに飛び入り参加する事で交流を深めました。
よくぞこんなに沢山遊びのレパートリーがあるものだと感心する位でした。
● OBの存在
SCI韓国のキャンプでは、沢山のOBが加わり、精力的にバックアップしていたのが目立ちました。草刈りなどの作業でも、大変な部分はOB陣が担って処理していました(OBだけで早朝ワークをしたり、草刈機を用いたり)。食料の調達やお菓子などの差し入れもしていました。
私もかなりお世話になったのですが、英語で言えば『PUSSY』というか、押しが強く灰汁が強い人もいました。上下関係が強めの韓国らしいと言えば韓国らしいです。
仕事から離れて気楽にキャンプに来ているのに、職場の偉い上司みたいな感じの中年OB(実際に会社の重役クラスでしょう)に、過保護に一緒に行動されたり呼ばれたりする時があり、向こうの気配りが逆に気疲れすると言うか、本心では「Leave me alone!!!」と言いたい位、関わりに疲れる時もありました。
キャンプファイアーの夜に、私が真夜中に眠っていて妙な気配でハッ!と起きたら、酔っ払った中年OBにマジックペンで顔に悪戯書きをされている最中でした(そういう伝統らしい)。蚊を退治しようと殺虫剤を大量にシューシュー撒き散らしている輩もいて、あまり笑えませんでした。
● リーダー陣
大学生や20代の若者が中心です。統括リーダーが1人、他に15人位はリーダーが居て、ほぼ毎晩しっかりとリーダー会議をしているのには感心しました。
● キャンプ新聞
『DAILY ISWC』と言うミニ新聞を、PCを用いて毎日編集・発行していました。その日の起こった出来事を纏めて写真付きで記事を書き、翌朝の朝食の時、みんなが食事を貰いに集まるキッチンの外壁に掲示していました。
報告事項
● 食事
キッチンチーム(固定&日替わり)が居て料理を作る。料理はボックンバ(チャーハン)やキムチ、食パンなど、まあ、ありきたりの韓国の食事を、金属性のランチプレートや皿に盛る。キムチは大抵いつでも付く。韓国人はみんなで一緒に食べるので、一人で食べる事はまずない。食後はカイガイボ(じゃんけん)をし、負けた人が全員分の食器洗いをするのが常。
● その他アメニティ
清潔で新鮮な水は、ウォータータンク&クーラーがありいつでも飲めたが、大人数の為かタンクがすぐに空になった。
トイレがキャンパーの大人数に比例したらやや少なかった。室内トイレはシャワールームと一体なので、空かなくて困る時もあった。
室外に天幕が張ってあって、水道からホースを伸ばしてシャワーを作っていた(利用するのは男子)。
蚊は沢山いて、夜中は蚊取り線香を使っていたが防ぎきれないので、虫除け剤を塗って寝た。
寝場所は、建物内で雑魚寝や外に張ったテントやら、みんなバラバラでした。女子専用の寝所区域は当然ありました。
共用洗濯機が二つあって汚れ物を洗濯していたが、紛れたのか盗まれたのか、衣類が紛失した。
● 余談
キャンプ中に毎朝早起きして健康体操をしたり、ワークを精力的にこなし、また、ダンスを踊ったりしてみんなを楽しませた事が評価されたのか、ベストキャンパー賞を頂きました。
キャンプ後には、仁川にあるOBの男性のご自宅で一泊ホームステイしました。
日本に帰ってから体調を崩し、酷い夏風邪が2週間も長引いてしまいました・・・
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