Ng v0.12 for WinCE document 1998/12/07 Eiichiro ITO (GHC02331@nifty.ne.jp) 1. Ng Windows CE Version  Ng for WinCEは, Ng 1.3 MS-DOS version(吉田茂樹氏 移植)を Windows CE 上に 移植したものです. このドキュメントには, Ng for WinCE固有の情報が書かれて います. その他の情報については下記を参照してください. README.DOS オリジナルの Ng 1.3 MS-DOS versionに関する情報 COPYING GNU EMACS GENERAL PUBLIC LICENSE 2. 動作環境 Ng for WinCEは, 以下の環境で動作させることができます. CPU: SH3, MIPS OS: Windows CE V1.0(英語版), V2.0(英語版) ※ Windows CE V1.01(日本語版), V2.0(日本語版)での動作は確認していま せん RAM: 200K bytes程度のプログラム用領域およびストレージ領域 DLL: KCTRL.DLL ※ 予め機種やOSバージョンに応じたものを導入しておく必要があります 3. 配布パッケージ Ng for WinCEは, SH3用の実行形式, MIPS用の実行形式, Ng for WinCEのソースの3 種類のパッケージで配布しています. 単にNg for WinCEを動作させるだけであれば, CPUに応じた実行形式のパッケージ を入手してください. 【実行形式パッケージ内のファイル一覧】 README.TXT このファイル README.DOS Ng 1.3 MS-DOS versionのドキュメント COPYING GNU EMACS GENERAL PUBLIC LICENSE NG.EXE Ng for WinCE実行形式 NG.INI 初期設定ファイルのサンプル ソースパッケージは, Ng 1.3 MS-DOS versionのソースに対する差分で提供してい ます. ソースファイルから実行形式を作成するには, このソースパッケージの他に Ng 1.3 MS-DOS versionのソースファイルを入手し, ce.patを使ってパッチをあて てください. (Ng 1.3 MS-DOS versionのソースファイルは, NG13L_1.LZHを使ってください) 【ソースパッケージ内のファイル一覧】 README.TXT このファイル README.DOS Ng 1.3 MS-DOS versionのドキュメント COPYING GNU EMACS GENERAL PUBLIC LICENSE CE.PAT Ng 1.3 MS-DOS versionのソースに対するパッチ NG.DSP Ngのプロジェクトファイル NG.DSW Ngのワークスペースファイル CECTRL.CPP(.H) 画面表示関連 CEFEP.C(.H) FEP制御関連 CEMAIN.C(.H) メイン部 CEMAIN.RC リソースファイル APPICON.ICO Ngのアイコン RESOURCE.H リソースヘッダ CEFILEIO.C CE版のFILEIO.C CETTY.C CE版のTTY.C CETTYIO.C CE版のTTYIO.C CETOOLS.C(.H) その他のソース なおNg for WinCEのソースから実行形式を作成するには, 以下の開発環境が必要 です. Microsoft Windows NT 4.0 Workstation Microsoft Developper Studio 97 Professional Edition Visual C++ V5.0 Microsoft Windows CE Toolkit for Visual C++ V5.0 上記の動作するPC 4. インストール方法 NG.EXEを Windows CE マシン上の下記フォルダのいずれかに転送してください. o \ (ルートフォルダ) o \Windows o \Storage Card NG.INIを Windows CE マシン上の下記フォルダのいずれかに転送してください. o \ (ルートフォルダ) o \Storage Card {Start}-{Run...}あるいは, Explorerなどを使ってNG.EXEを実行させてください. なお, Ctrl-X Ctrl-C で終了させることができます. 5. Ng 1.3 MS-DOS versionとの違い o バックアップファイルを作成しません o プロセスの起動や, SHELL関係の機能はありません o M-SPCでKanjiIn系FEPのオン・オフをトグルします 6. 実行形式の作成方法 以下の手順により実行形式を作成することができます. (開発環境により手順が変わることがあります) o NG13L_1.LZH を適当なディレクトリに展開する o Ng for WinCEのソースを同じディレクトリに展開する o patch < ce.pat により, オリジナルのソースにパッチをあてる o Developper Studioから NG.DSW を開く o Buildを行う 7. 実行形式作成上の注意 config.hにて, KBD_BIOS を#defineしないでください config.hにて, NO_BACKUPを#defineしないでください config.hにて, NO_SHELL を#defineしないでください 8. 更新履歴 98/11/21 v0.09 ベータ公開 98/11/26 v0.10 diredのファイル名ソート, 「..」の行を追加 98/11/26 v0.11 C-SPCのバグ修正, クリップボード対応, FEP起動のコマンド化 98/12/07 v0.12 漢字を含む文字列をyankしたときに発生したバグの修正 (End of Ng for WinCE document)