この週末、4月25日、26日は月例会を開催しました。
この時期、登山口にはコブシの花が咲いています。大木なので見上げないとわかりません。ほとんどの登山者が知らずに登っていきます。
途中のベンチのところにはツノハシバミが咲いています。やはりみんな見向きもしません。
土日とも大勢の人が登っていますが、皆さん山頂を目指して富士山を眺める人たちばかりのようです。
登り始めた昼前から霰まじりの小雨が降ったり、日が射したりといった天気でしたが、山荘について昼食をとってから、草地の保全作業を行いました。
この時期はいつもササ刈りですが、ササを刈ってみると顔を出してくれたのはエゾアオイスミレでした。
作業を終えた頃から本降りとなり、夜半には雨はあがりましたが朝方まで霧が立ち込めていました。それでも夜明け間近には下界の灯りが見えるようになり、皆さん一瞬の晴れ間を狙って富士山の写真を撮っていました。
その後、朝食前に朝の観察会を行い、ヒメスミレサイシンやクモイコザクラなどを見てきました。
朝食をとってから昼近くまで、昨日の作業を続けました。作業がほぼ一段落した後、作業の成果を眺めながら小休止です。
下山してから河口浅間神社から母ノ白滝方面へ立ち寄って、レンプクソウ(ゴリンバナ)やアカネスミレ、ゲンジスミレなどを見てから解散しました。
参加していただいた皆さん、ご苦労様でした。