7月18日~19日に月例会を開催しました。
アツモリソウ生育地の保全活動に加え、ウチョウランの保護活動の一環として、ウチョウランの調査と管理札の設置を行いました。
管理札はできるだけウチョウランの撮影には邪魔にならないように設置してありす。
管理札を設置することでかえって盗掘者に場所を教えることになるのではといった考えを述べる方もいるようですが、管理札を設置し、札と一緒にウチョウランを写真に撮って記録しておくことではじめて、盗掘の実態をきちんと報告できるのです。
それがなければ泣き寝入りするしかないのです。
昨年の花期が終わり管理札を外した後に、種をつけていた株がそっくり採掘されてしまったと考えられる形跡が残っています。
毎年管理札を設置し直すのではなく、今後は継続して管理する記録方式を採用していく計画です。
保全活動と併せて、観察会も楽しみの一つですが、土曜日には小雨もぱらつき、風の強い1日でしたが、日曜日には晴れ上がりました。
今回は早朝観察会を山頂へ行ってみることにしたところ、思いがけず少しガスが流れて、ブロッケン現象を撮ることができました。