2011年5月31日、三ツ峠山の花の様子を見に登ってきました。
今年はすでに梅雨入りしましたが、今日は晴れの天気予報だったので出かけてみることにしました。しかし山頂に着くころにはすっかりガスってしまいました。
梅雨明けまではすっきり晴れるということは少ないと思いますが、山頂近くのトウゴクミツバツツジが開花の様子を見せ始めましたので、富士山をトウゴクミツバツツジと一緒に撮りたい人は、今週末から来週にかけてがチャンスではないでしょうか。
三ツ峠山荘前のトウゴクミツバツツジの開花状態
登山道沿いで見かけた花たち
西川新倉林道の三ツ峠登山口のトイレ前から出発しようとすると目の前に真っ白なルイヨウショウマが咲いていました。
歩き始めてしばらくすると、白っぽい花が低木に咲いていました。オオツクバネウツギだと思います。また同じような、少し黄緑色のキバナウツギも咲いていました。
中腹以上にはミツトウゲヒョウタンボク(コウグイスカグラ)もまだ咲いていましたが、山頂近くのアラゲヒョウタンボク(オオバヒョウタンボク)はすでに小さな実をつけていました。
マメザクラも緑色の実をつけていますが、オオカメノキは今が最盛期です。
開けた明るいところには朱色のクサボケ、山頂近くの明るい場所には黄色のキバナノコマノツメが、そして山頂近くの林床を見ると、最盛期を過ぎたツルシロカネソウ、これから最盛期を迎えるシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)、それにルイヨウボタンが咲いていました。ユキザサはまだつぼみのままでした。