前回、かって茶臼の滝と呼ばれた金ヶ窪沢の大滝について記載しましたが、滝はやはりビデオで撮らないと趣が出ないと思い、午後からは雨も心配されるのでその前にと、出かけてきました。
県道から西川新倉林道へ入り、トイレの脇に車を駐めることができました。着いた時には登山客の車が1台もありませんでした。ところで、西川新倉林道は5月になってゲートが開いています。
トイレのあるあたりの地名が金ヶ窪で、ジープの通る登山道の横を流れている沢を金ヶ窪沢と言うことから、金ヶ窪登山口と呼ぶことにしています。
登山道では、マメザクラ(フジザクラ)、オオカメノキ(ムシカリ)、キブシ、ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)、アブラチャン、クロモジが咲いていました。ヤマブキはまだ蕾です。
マメザクラ(フジザクラ)
オオカメノキ(ムシカリ)
キブシ
ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)
アブラチャン
クロモジ
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大きな堰堤の少し手前から、御巣鷹山方面に金ヶ窪沢が見えています。この先を引き返すように下ると、道が崩落している場所があり、沢を渡ると平らな場所に出ます。
そこから金ヶ窪沢に沿って左岸を遡上していくことになり、岩場づたいに行けないこともありませんが、山側に安全な道筋があり、10分ほどで大滝の見える場所に着きます。
登山道から見える金ヶ窪沢と堰堤
堰堤からの金ヶ窪沢
金ヶ窪沢を遡上
金ヶ窪沢大滝が間近
この大滝をどうして茶臼の滝と呼んだのかはわかりませんが、御巣鷹山の北の清八山への稜線上に茶臼山というピークがあります。金ヶ窪沢とはかけはなれた位置にありますが、何らかの関係があったのでしょうか。かって滝近くを横切って茶臼山へと登ったといった関係でもあったのでしょうか。
大滝を含めてその上段、下段に滑滝が何段もあることから、あらためて全体を金ヶ窪沢七滝とでも呼びたいと思える場所です。
滝近くでは、ツルシロカネソウが咲いていました。
ツルシロカネソウ