先週末の5月24日〜25日に、5月例会を無事開催できました。
ご参加いただいた皆さん、ご苦労様でした。
24日は、各自の登山コースで昼までに山荘へ集まってもらい、午後はみんなで山頂周辺を観察して歩きました。
事務局は、はじめの計画では北口登山道を登る予定でしたが、都留市ホームページに冬の大雪で崩落がひどく利用禁止の案内が出ていたので、変更して、母の白滝コースを新倉林道から毛無山へと登りました。
林道から少し上ったところに富士山の展望の良い場所があり、天気もよく写真を撮ってから出発です。
今回出会った花を紹介すると、木本植物では、フジザクラ(マメザクラ)、オオカメノキ(ムシカリ)、トウゴクミツバツツジ、コヨウラクツツジ、アラゲヒョウタンボク、ミツトウゲヒョウタンボク(コウグイスカグラ)、ヒメウツギ、オオツクバネウツギ、クサボケ、モミジイチゴ、
また草本植物のうち、スミレ類は、タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、エイザンスミレ、アケボノスミレ、ヒメスミレサイシン、キバナノコマノツメ、
その他には、ルイヨウショウマ、チゴユリ、ワチガイソウ、ヒゲネノワチガイソウ、ホソバノアマナ、フデリンドウ、ツルキンバイ、ツルキジムシロ、シロバナヘビイチゴ、クリンユキフデ、ツルシロカネソウ、ミヤマエンレイソウ、クモイコザクラ、アカバナヒメイワカガミ(ベニバナヒメイワカガミ)、タチネコノメ、ニッコウネコノメ、そして蕾をつけてきていたのが、ユキザサ、マイヅルソウ、クサタチバナといったところです。
今回のボランティア作業は、朝食後昼まで2班に分かれ、1班は登山道ロープの補修作業を、もう1班は防鹿柵の補修作業を行いましたが、2月の大雪の後遺症で傷んだ登山道ロープや防鹿柵を復旧することが優先になっていて、草原のササ刈りを行えませんでした。
次回6月21日〜22日の例会には、防鹿柵の復旧作業と併せて、ササやテンニンソウ、ヤマドリゼンマイなどの徐伐作業も行う計画で、大勢の方に参加していただきと思います。
6月21日は昼食をとってから夕食までの間、翌22日は朝食をとってから昼食までの間は作業を行い、花の観察会は22日の朝食前に行う予定です。
各自登山道で出会う花も多いと思います。また、作業のかたわら見かける花も多いと思います。
梅雨時ではありますが、初夏をまって咲く花も多いので、花を楽しめる季節です。
会員でなくてもご参加いただけますので、ボランティア作業にご協力いただける方は事務局までお問い合わせください。 ⇒ お問い合わせ
いつもは木の上の高いところできれいな鳴き声を聞かせてくれるホオジロが珍しく地上で何かをついばんでいました。