5月17日に乙女高原のサクラスミレ観察会を予定し、5月13日に下見をしました。
下見をした時には、ピンク色だったブナハアカゲタマフシの虫えいが、赤くなってヤマモモの実のよう変わっていました。
下見の時には一部に少ししか咲いていなかったサクラスミレも大分咲きだしてきていました。
グリーンロッジ前のベンチで昼食をとってから、サンリンソウやミヤマスミレの咲いている場所に移動して観察を行いました。
サンリンソウの近くではツボスミレを見つけました。
ミヤマスミレはまだ少し咲き残っていて、下見のときにはたくさん咲いていたヒメイチゲの花は花弁を落としていて、すでに大きな実をつけているものもありました。
下見のとき見つけたコガネネコノメソウやレンプクソウの群生地にも寄ってみました。
ヤマエンゴサクも咲いていましたが、その時には見過ごしてしまったマルバコンロンソウも見つかり、すぐ近くにミヤマハコベも群生していることがわかりました。
もう一か所、シコクスミレの咲く場所に寄って咲いているのを確認するとともに、そのエリアにはイワセントウソウ、コチャルメルソウ、それにズダヤクシュといった小さな花たちも咲いていることがわかりました。
一人での観察では見落としてしまったり、目的の花を見つければそれですましてしまうところを、大勢で観察することで、知らなかった花をいろいろ見つけられる歓びがあります。
最後に、トチノキの巨木を見てから帰路につきました。