三ツ峠の雪が大分解けてます

このところ、河口湖の日中の気温が18度を超えるような日があります。
4月10日に甲府方面へ出かけてきましたが、ソメイヨシノが満開でした。
河口湖の桜はまだまだのようです。
それでも、河口浅間神社から母ノ白滝までの沢沿いを散策すると、タチツボスミレ、オトメスミレが見られるようになりました。
三ツ峠山頂周辺の草地の雪も、3月中旬までは70~80cmありましたが、日当たりのよい御巣鷹山南斜面や長者ヶ原の草地の雪は消えていて、一番遅れている木無山の草地も大分解けてきています。
雪も解けてきた木無山草地 2012年4月9日撮影

ジープ道のトイレのある金ヶ窪登山口まで問題なく車で行けます。
登山道も、日陰の部分に凍った雪が一部残っていたり、ぬかるんでいる場所もありますが、気をつけて歩けば問題ありません。
鳥のさえずりも聞こえ、チョウも舞っていました。
地面にとまったチョウを写真に撮り、後で調べてみて、テングチョウだとわかりました。

テングチョウについて
名前の由来は、成虫の頭部が前方に伸びているのを天狗の鼻に見立てたもの。
翅の表はオレンジ模様と小さな白い斑点があり、裏は枯れ葉にそっくりである。
山地から平地の雑木林の周辺に生息していて、成虫で越冬する。
春先に活動を始め、速く羽ばたいて機敏に飛び回るが、すぐに着地し、よく吸水する。 また、いろんな花を訪れて吸蜜する。
幼虫の食草はエノキの葉で、エノキの新芽をつけた枝に産卵する。
6~ 7月頃に羽化するが、盛夏には休眠し、秋に再び活動して、越冬する。

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