2012年6月7日、金ヶ窪登山口から三ツ峠に登ってきました。
山の花の開花も遅れていましたが、山頂にもやっとトウゴクミツバツツジの季節が訪れていて、登山道にもいろんな花がみられるようになってきました。
今日見かけた咲いていた花を列挙しておきます。
木本植物
キバナウツギ、ハナイカダ、ニワトコ、ヒロハツリバナ、コウグイスカグラ、サナギイチゴ、モミジイチゴ、クサボケ、オオカメノキ、トウゴクミツバツツジ、コヨウラクツツジ
サナギイチゴ
草本植物
シロバナヘビイチゴ、ミツバツチグリ、ツルキンバイ、ウマノアシガタ、キバナノコマノツメ、タチツボスミレ、エゾノタチツボスミレ、マイヅルソウ、ユキザサ、チゴユリ、ルイヨウボタン、クルマバツクバネソウ、ミヤマエンレイソウ、ミミガタテンナンショウ、ツルシロカネソウ、タチカメバソウ、ワチガイソウ、ヒゲネノワチガイソウ、ワダソウ、ホソバノアマナ、ナツトウダイ、クリンユキフデ、セイヨウタンポポ
キバナノコマノツメ
エゾノタチツボスミレ
マイヅルソウ
ルイヨウボタン
クルマバツクバネソウ
タチカメバソウ
ワダソウ
ナツトウダ
木本植物より草本植物の花が数多く咲く季節になってきました。
今月の月例会ではもっと多くの植物が見られるのが楽しみです。
月例会については、「お問い合わせ」にて事務局までご連絡ください。
山頂はミツバツツジの季節
木の花が目立つ季節です
2012年5月30日、三ツ峠に上り、午前中はササ刈り作業を行い、昼食をとった後、水雲山まで往復してから下山しました。
金ヶ窪登山口のトイレの前のルイヨウショウマが咲いていましたが、この時期、登山道に草花はあまり咲いておらず、木の花が目立ちます。
キバナウツギ、ニワトコ、ミツトウゲヒョウタンボク(コウグイスカグラ)、オオカメノキ(ムシカリ)、それにトウゴクミツバツツジなどが咲いていました。
ルイヨウショウマ
キバナウツギ
ニワトコ
ミツトウゲヒョウタンボク(コウグイスカグラ)
オオカメノキ(ムシカリ)
トウゴクミツバツツジ
三ツ峠山荘前の富士山展望台のトウゴクミツバツツジは、1本は蕾がふくらんでいて、もう1本はやっと蕾をつけたといった様子でした。
また、山荘周辺の草地ではホソバノアマナとクサボケが咲いていて、アオナシの大木にも花が咲いていました。
ホソバノアマナ
クサボケ
アオナシ
水雲山では、5月の月例会の時期にはほとんど蕾だったアカバナヒメイワカガミが見頃になっていました。
周囲にはコヨウラクツツジが咲いていて、ムラサキツリガネツツジが蕾をつけていました。
アカバナヒメイワカガミ
コヨウラクツツジ
ムラサキツリガネツツジ(蕾)
5月の月例会を開催しました
2012年5月19日~20日、5月の月例会を予定通り開催、無事終了しました。
19日10時、金ヶ窪登山口に集合し、ジープ道を堰堤のところまで歩いてから沢へと下り、金ヶ窪沢本流の堰堤を越え、下見しておいた滝を見てからそのまま尾根にとりつき、急な尾根筋を長者ヶ原へと上り上げて、昼12時頃に三ツ峠山荘へ到着しました。
金ヶ窪沢の滝
山荘で昼食をとり、荷物を置いて御巣鷹山北登山道を水雲山まで往復し、クモイコザクラとアカバナヒメイワカガミを観察しました。アカバナヒメイワカガミは咲き始めたところです。ヒメスミレサイシンも咲いていましたが、そろそろ終わりの様相でした。
アカバナヒメイワカガミ
クモイコザクラ
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翌日20日は、早朝の富士山撮影会の後、朝食前に、屏風岩のところまで下ってキバナノコマノツメが咲いているか見てきました。
早朝の富士山
キバナノコマノツメ
朝食後は8時半から12時近くまで、4月の月例会に続き小屋裏のササ刈りの作業を行いました。
マメザクラが満開で、ササ刈りした草地には数多くフデリンドウが咲いていました。ササ刈りすることで、草地の生態系の多様性が回復していくことが期待されます。
ササ刈り作業
満開のマメザクラ
フデリンドウ
昼食をとってからの下山は、御巣鷹山から清八山への稜線を鉄塔のところまで下り、鉄塔巡視路から沢筋の林内を横切って清八林道へと出て、金ヶ窪登山口へと戻りました。
いつもとは違った側面の三ツ峠を楽しんでいただいた月例会でした。参加していただいた皆様、ご苦労様でした。
御巣鷹山北斜面にも春が
このところ荒れた日が続いていますが、今日は天気も良さそうなので、5月観察会の下見を兼ねて、御巣鷹山の北斜面を散策してみることにしました。
金ヶ窪登山口からジープ道を登って、御巣鷹山南麓の草原の先から宝方面登山道を下っていくと、水雲山下山口の標識がありました。
水雲山へ下っていく道は踏み跡がかすかな場所もありますが、ピンクテープが案内をしてくれていました。
水雲山に下るのは2年ぶりで、以前は標識もテープもありませんでしたので、昨年あたり都留市でつけてくれたのでしょうか。
水雲山下山口の標識
水雲山周辺では、クモイコザクラは咲いていましたが、アカバナヒメイワカガミはまだ蕾がちらほら見当たるだけでした。
登山道のクモイコザクラ
アカバナヒメイワカガミの蕾
水雲山から引き返し、分岐をカシヤ穴へと向かいました。この巻道は途中ンにガレ場や岩場があってほとんど廃道に近い状況ですが、岩場には新しいロープが取り付けてありました。
このあたりのクモイコザクラは蕾が開き始めているところです。
岩場を登り上げると展望があり、河口湖や御坂山塊、それに清八山や本社ヶ丸が良く見えてました。
天気が良ければ南アルプスや八ヶ岳もよく見えるのですが、あいにく今日は見えませんでした。
河口湖と御坂山塊
ちょうど昼時なので、展望を楽しみながらお弁当を食べ、御巣鷹山から清八山への稜線を下ることにしました。
途中一回稜線から外れて岩がゴツゴツするところを下り終えると、登山道はトラバースして再び稜線へと戻ることになりますが、そのまま続いている尾根道を下山してみることにしました。
下の方でシカの鳴き声がしていました。
右手の沢と左手の沢の出会いが近づくと、右手の沢には堰堤が2ヶ所見えました。その時左手の沢の先にニホンジカが尾根斜面を駆け上がって逃げていくのが見えました。
ここで尾根がなくなるので、堰堤のある右側を避けて、左側の沢へと下り、水流のある沢を超えてみました。さらに枯れ沢があり、その先のシカが逃げ去った尾根が境界尾根のようです。
枯れ沢はわたらずに下山して行くと境界の標識があり、そこから少し下ったところで金ヶ窪沢を渡ってジープ道へと戻りました。登山口までもうすぐのところでした。
御巣鷹山の山頂周辺ではヒメスミレサイシンが、中腹から登山口周辺ではナガバノスミレサイシンをよく見かけました。
ヒメスミレサイシン
ナガバノスミレサイシン
今日歩いて見て、あらためて三ツ峠の山の様相や植生を調べてみたいと思いました。
金ヶ窪沢大滝(茶臼の滝)
前回、かって茶臼の滝と呼ばれた金ヶ窪沢の大滝について記載しましたが、滝はやはりビデオで撮らないと趣が出ないと思い、午後からは雨も心配されるのでその前にと、出かけてきました。
県道から西川新倉林道へ入り、トイレの脇に車を駐めることができました。着いた時には登山客の車が1台もありませんでした。ところで、西川新倉林道は5月になってゲートが開いています。
トイレのあるあたりの地名が金ヶ窪で、ジープの通る登山道の横を流れている沢を金ヶ窪沢と言うことから、金ヶ窪登山口と呼ぶことにしています。
登山道では、マメザクラ(フジザクラ)、オオカメノキ(ムシカリ)、キブシ、ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)、アブラチャン、クロモジが咲いていました。ヤマブキはまだ蕾です。
マメザクラ(フジザクラ)
オオカメノキ(ムシカリ)
キブシ
ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)
アブラチャン
クロモジ
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大きな堰堤の少し手前から、御巣鷹山方面に金ヶ窪沢が見えています。この先を引き返すように下ると、道が崩落している場所があり、沢を渡ると平らな場所に出ます。
そこから金ヶ窪沢に沿って左岸を遡上していくことになり、岩場づたいに行けないこともありませんが、山側に安全な道筋があり、10分ほどで大滝の見える場所に着きます。
登山道から見える金ヶ窪沢と堰堤
堰堤からの金ヶ窪沢
金ヶ窪沢を遡上
金ヶ窪沢大滝が間近
この大滝をどうして茶臼の滝と呼んだのかはわかりませんが、御巣鷹山の北の清八山への稜線上に茶臼山というピークがあります。金ヶ窪沢とはかけはなれた位置にありますが、何らかの関係があったのでしょうか。かって滝近くを横切って茶臼山へと登ったといった関係でもあったのでしょうか。
大滝を含めてその上段、下段に滑滝が何段もあることから、あらためて全体を金ヶ窪沢七滝とでも呼びたいと思える場所です。
滝近くでは、ツルシロカネソウが咲いていました。
ツルシロカネソウ
金ヶ窪登山口のコブシが開花
五月連休の晴れの日は、天子山塊の長者ヶ岳と御坂山塊の黒岳にスミレ探しに行ってましたので、1週間ぶりに三ツ峠に登り、花の様子を観てきました。
河口湖畔のサクラは終わりですが、国道から県道御坂路に入るとヤマザクラが満開です。
ヤマザクラ
トイレのある金ヶ窪登山口からジープ道を登り始める所で、頭の高さにハウチワカエデの赤い小さな花が、そして見上げるとコブシの花が咲いています。この花を見るといつも三ツ峠に花の季節が訪れたなと思います。
コブシ
ハウチワカエデ
今日はジープ道を歩かないということで、すぐに金ヶ窪沢を渡り、御巣鷹山の尾根にとりつき尾根道を直登してみることにしました。この尾根筋は県有財産区と河口財産区の境界のようで、境界見出標をたどって登りました。
標高が1500mになったところで、廃道となってしまった巻道があり、いまでは獣道になってしまっているような、かすかな道筋をたどってトラバースしてみました。
ガレ場があったり、倒木があったりして、山歩きに使える道ではありませんでした。それでも途中、ジープ道を横切り、なんとか母ノ白滝登山道までトラバースできました。
ジープ道を横切った地点と母ノ白滝登山道に出た地点の標高は1590mでした。
母ノ白滝登山道を木無山山頂へと向かうと、コキンバイが咲いていました。タチツボスミレは当然のように咲いていますが、エゾアオイスミレも見つかりました。
木無山山頂の道端にはエイザンスミレとワチガイソウが咲いていました。
コキンバイ
タチツボスミレ
エゾアオイスミレ
ワチガイソウ
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三ツ峠山荘で昼食をとってから屏風岩へと下り、八十八大師まで往復してきました。
八十八大師
前回4月30日にヒメスミレサイシンを探して見つからなかった場所を再調査するのと、キバナノコマノツメが咲き始めていないかを調査するためです。
ヒメスミレサイシンはたくさん見つかりましたが、キバナノコマノツメは1株見つけただけです。
足元で目に着いたのは、キジムシロとエイザンスミレですが、少し見上げた水の滴る岩場にはクモイコザクラが咲いています。
ヒメスミレサイシン
キバナノコマノツメ
キジムシロ
エイザンスミレ
クモイコザクラ
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いったん開運山山頂へ登り、御巣鷹山へと回る途中で、アラゲヒョウタンボクが咲き始めているのを見つけました。
また、御巣鷹山ではアケボノスミレが見つかりました。山頂周辺では今年初めてのアケボノスミレです。
アラゲヒョウタンボク
アケボノスミレ
そして、御巣鷹山からはそのまま尾根筋を下山しました。登りに使った尾根とは別の尾根です。
茶臼の滝と呼ばれていた金ヶ窪沢の滝を一度見てみたかったからですが、沢が何本か合流するあたりは、道なき急斜面を足場を探しながらの下りでした。
金ヶ窪沢の滝(茶臼の滝)
やっとの思いで標高1465mまで下ったところで滝を見上げることができました。水量もあり、思っていた以上にみごとな滝が見られて感動です。
滝を眺めた後は下流側の堰堤の下へと降りて、そこからジープ道に出て登山口へと戻りました。
逆にジープ道から滝の見える所まで行ってみる人はいるようですが、そこから上に行くことはやはり危険です。山歩き感覚では登れません。
無事に下山できたことに感謝です。
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5月の月例会にはどんな花が見られるか楽しみです。
参加希望者は、「月例会のお知らせ」をご覧ください。
詳細は、「お問い合わせ」にて事務局までご連絡ください。
また、長者ヶ岳と黒岳のスミレ探しのことは、関連サイトにリンクしてあるブログ「山3のてくてく登山」に掲載してあります。
月例会の後で再びスミレ探し
2012年4月30日、月例会の終わった翌日、急きょ三ツ峠山頂付近でスミレ探しをしてきました。
月例会で母ノ白滝コースで登った時には、西川新倉林道から上では、まばらに見られたヒナスミレも上に行くほど見られなくなってしまいましたので、ゴールデンウィーク頃に山頂付近で見られるというヒメスミレサイシンやエゾアオイスミレを、参加メンバーの一人が以前見たというあたりを探してみましたが見つかりませんでした。
しかし、三ツ峠ネットワークのスミレ案内人の渡邊さんから、今年は月例会にはご都合がつかず参加していただけませんでしたが、ゴールデンウィーク時にはヒメスミレサイシンやキバナノコマノツメが咲いているはずだから見に来られるという連絡があり、同行させてもらうことにしました。
山荘に着いて少し休んでから、屏風岩へと下り八十八大師近くまで行ってみましたが、エイザンスミレは咲いていたものの、キバナノコマノツメは小さな葉だけがちらほらで、ヒメスミレサイシンは以前渡邊さんが見たという場所でも見つかりませんでした。
エイザンスミレ
それでもクモイコザクラが咲いていたのでその写真を撮り、それで良しとして山荘に戻ることにしました。また岩場から出る水で湿った場所でネコノメソウの仲間が咲いていました。ツルネコノメとニッコウネコノメでしょうか。
岩場に咲いていたクモイコザクラ
ツルネコノメ
ニッコウネコノメ
ところが山荘に近づいたところで一息ついた場所にヒメスミレサイシンらしきツボミがあるではないですか。
渡邊さんを呼んで確認してもらい、周辺も探してみるとすぐに咲いているのが見つかりました。
山荘下登山道のヒメスミレサイシン
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山荘に戻って昼食をとった後、木無山あたりもヒメスミレサイシンを探してみようと散策したところ、タチツボスミレやエイザンスミレは咲いていてもヒメスミレサイシンは見つかりません。
木無山ではカモシカを見かけました。近づいていくと逃げもしないで、目の前で食事を始めました。
木無山で見かけたカモシカ
山荘に戻る途中、月例会に参加されたメンバーが以前見たという場所をもう一度念のため探してみたところ、なんと咲いていたではありませんか。
別の場所で見つけたヒメスミレサイシン
月例会に参加していただいた方には残念ですが、来年の月例会でのお楽しみということにしましょう。
どうしても、今年見たいという方は事務局までお問い合わせください。
キバナノコマノツメはまだまだですが、ヒメスミレサイシンは咲き始めです。
5月を迎えて、山の花の開花も例年並みに近づいてきているように思います。
4月の月例会を終了しました
2012年4月28日~29日、4月の月例会を予定通り開催、無事終了しました。
28日土曜日午前10時、河口浅間神社の境内に集合し、スミレ観察会の案内役をお願いした鈴木憲仁先生にスミレのお話をしていただいてから、神社の裏手に回り、寺川を母ノ白滝へと遡りながら、スミレ観察をしました。
鈴木先生は、山日ブックス「中央線 花ハイキング」などの本を書かれています。
この寺川沿いの土手や林床で見られるスミレは、タチツボスミレ、アカフタチツボスミレ、オトメスミレ、マルバスミレ、イブキスミレ、アオイスミレ、アケボノスミレ、エイザンスミレ、シロバナエゾスミレといったところです。
また母ノ白滝近くではナガバノスミレサイシンが、そして少し離れたところでアカネスミレ、ゲンジスミレも見られます。
毎週来てみても、咲いているスミレの様相が変わっているので楽しめると思います。
スミレ以外では、ヒトリシズカ、ニリンソウ、イカリソウ、ヒゲネワチガイソウが咲いていました。
富士山が見えるサクラの咲いている場所で早めの昼食をとり、鈴木先生とはそこで分かれて、メンバーは母ノ白滝コース登山道へもどって、山頂へ向かいます。
沢筋から尾根筋へと上るとスミレの数は減りますが、エゾアオイスミレを見つけました。
鉄塔下の日当たりのよい草地には、センボンヤリが咲いていました。
西川新倉林道に出て、そこから少し上った富士山ビューポイントで休息をとり、日帰り組は林道をたどって車を置いてきてある金ヶ窪登山口へ向かい、宿泊組は木無山山頂を目指します。
小屋へ着いた時は夕方4時を回っていました。
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今回の夕食後の座学は、植物写真家の大山成文さんの沖縄取材旅行に同行したメンバーが、撮ってきた写真をテレビに映して説明してくれましたので、皆さん興味深く聞き入っていました。
話の内容は、大山さんのブログ「自然花園通信」の3月4日トレッキング記事から3月6日にかけての西表島・石垣島・沖縄本島の記事をご覧ください。
「自然花園通信」
トレッキング(03/04) http://wyhd1035.blog.fc2.com/blog-entry-31.html
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翌29日は、朝食前は富士山撮影会、そして朝食を取った後の8時30分から昼の12時にかけて、草地にはびこっているササ刈りのボランティア作業を行いました。
そして昼食をとってから下山しました。
植生豊かな草地の生態系が多様性を維持できるよう、ササやヤマドリゼンマイ、テンニンソウといった種子や地下茎で繁茂し植生を単一化してしまう脅威植物を除伐する作業を行っています。
2日間とも天気に恵まれ、スミレ観察会には12人、ボランティア作業には10人に参加していただき、無事終了しました。
参加していただいた皆さん、ご苦労様でした。
参加してくれたメンバーが、ブログ「ベランダ畑、時々山から」を書かれていて、写真もたくさん掲載され、当日の様子がわかると思いますので、そちらの4月30日の記事「スミレ花咲く、三ツ峠」をご覧ください。
「ベランダ畑、時々山から」
スミレ花咲く三ツ峠 http://azm.at.webry.info/201204/article_17.html
追記
5月の月例会は、5月19、20日です。
クモイコザクラ、ヒメイワカガミに加えて、山頂近くでのスミレ観察と、ササ刈りボランティア作業を行います。
4月には見れなかったキバナノコマノツメが咲いていて、エイザンスミレ、アケボノスミレ、ヒメスミレサイシンがまだ咲き残っているのが見られるかもしれません。
月例会(スミレ観察)の下見
今週末予定している4月の月例会は、昨年同様スミレ観察会を兼ねているので、アカネとゲンジの咲き具合がどうか、下見をしてきました。
昨年同様、花は小さめでしたが、咲いているのが確認できましたので、今年も同じ場所で観察することにします。
天気予報も良さそうなので、楽しみです。
アカネスミレ
ゲンジスミレ
今日は晴れて、20度を超える暖かさで、河口湖畔の桜も満開の様相を呈してきました。
御坂山塊を越えた先にヒカゲスミレが群生している場所があると教えていただいたので、見に行ってきました。
青色のタチツボスミレと競演している白色のヒカゲスミレが、勝るとも劣らず咲いていて、感激です。
ヒカゲスミレ
近くにはニリンソウも群生していました。
三ツ峠登山口のスミレ
このところ毎日ぐずついた天気が続いていますが、三ツ峠登山コースである河口浅間神社から母ノ白滝にかけてのスミレ観察に引き続き、天上山コースと達磨石コースの登山口周辺を、スポット的にスミレ探しをしてきました。
天上山コース近くでは、タチツボスミレ、アカネスミレ、ゲンジスミレ、エイザンスミレ、エゾアオイスミレ、マルバスミレ、ヒナスミレを見つけました。
達磨石コースあたりでは、タチツボスミレ、オトメスミレ、アカネスミレ、エイザンスミレ、マルバスミレ、ヒナスミレを、またスミレ以外で、ミヤマキケマンやヒトリシズカ、それに完全には開ききっていないナツトウダイを見ました。
足元ばかりだけでなく見上げれば、ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)、アブラチャン、ダンコウバイ、キブシはすでに盛りを過ぎ、マメザクラが咲き始めてきました。
麓では、遅かった春を取り戻しつつあるように思います。
アカネスミレ
ゲンジスミレ
エイザンスミレ
エゾアオイスミレ
ミヤマキケマン
ナツトウダイ
マメザクラ