このブログも含めていくつかのブログをWordPressで構築してきたが、最近ほとんど更新をしていない。しかも気がつくとデータベース接続エラーとなってしまう。今後コンテンツの追加もなさそうなのでブログの静的化を行うことにした。
WordPressはセキュリティ上、頻繁にアップデートする。データベースの変更も行われるせいか、いくつかのブログで画像のリンクが途切れてしまうことがあった。静的化に際して、これも修正することにした。
もしかしたら記事に修正が必要になることも考慮して、ローカル環境にブログを残すことにした。
(これについては別の記事で説明する)
Broken Link Checker
豊富なWordPressプラグインから、もっともメジャーそうな上記のプラグインを追加した。プラグインを有効化すると「クラウド版」「ローカル版」とあり、クラウド版の方が新しいのだが今回はローカル版を選んだ。(特に理由はない)
設定で「高度な設定」タブを選び、「すべてのページを再確認」を押すとリンクのチェックが始まる。しばらく待ってから「リンクエラー」を開くと、リンクが「すべて」「リンクエラー」「警告」「リダイレクト」「無視」の5種類に分類される。
「リンクエラー」「警告」「リダイレクト」のリンクを一つ一つチェックしながら、200 OK になるように修正を加えていく。
メディアライブラリにアップロードした画像のファイル名が勝手に書き換えられていたのを修正したり、httpをhttpsに変更したりとちまちま直していく。後者の場合、複数のリンクを一括修正できるので、かなり効率よく進められた。
すでに消え去った古いサイトなどは Internet Archiver のリンクに書き換えることもできる(提案される)。あれこれ悩んだ挙句、アドレスをテキストとして残すことにした。
Simply Static
リンク切れの問題がなくなったら、いよいよサイトの静的化を行う。これも最もダウンロード数の多い上記のプラグインを用いた。こちらのプラグインには検索機能などが追加できるPro版もあるが、無料版のままで使うことにした。
コメントや検索などの機能は使えないが、どうせ対応も面倒なので全てオフにすることにした。サイドバーが消えてブログ全体のデザインが変わることもあるので、この時点でいろいろ修正しておく。(でないと後でやりなおす必要がある)
Settings で様々な設定項目があるものの、Pro版でしか使えない機能ばかりなので、実際には General だけを設定すれば良い。重要なのはPATHで、デフォルトでは「/」だけだが、このブログのようにURLにプレフィックスがある場合には忘れずに付ける。(このブログの例:/nqthm)
そのまま静的化を行うこともできるが、年・月ごとのアーカイブページは自動生成されないので、その設定を行う。このブログでは、
2026年8月
2026年3月
2026年2月
のように年・月のリンクがあるが、このテキストを以下のように変換しておく。
/nqthm/archives/date/2026/08
/nqthm/archives/date/2026/03
/nqthm/archives/date/2026/02
URL部分はローカル環境のためこうなっているが、本番サイトで利用する場合は適宜書き換える必要がある。また、/archives/date/ などの部分はブログの設定で変化することもあるので、実際に年・月ページのURLを確認して必要なら修正する。
変換したテキストを Additional URLs に入力したら、ページ下部のSave Settingsを押す。
サイドメニューの Push を押すと静的化が始まり、Activity Log に進行状況が表示される。Export Log で Code が 404 になっているページはファイル不足を示している。スタイル関係のものは単純に無視したが、年・月ページの場合には上のテキストが正しくないことを表しているので、適宜修正を加える必要があった。
変換が終了するとログにダウンロードリンクが現れるのでクリックしてZIPファイルを保存する。
あとは元のブログのファイルを全部消して、ZIPファイルを展開すれば静的化は完了する。
リンク切れ対応には数日かかったが静的化はすぐに完了した。出来上がりを確認しつつ、修正を繰り返した。とりあえず様子見。