Algorit v1.2.2 公開

Algorit のベータ版である v1.2.2 を公開した。

https://github.com/EiichiroIto/Algorit/releases/tag/v1.2.2

主な変更点は以下の通り。

  • Pharo 10 に対応した。
  • ブロック内の入力欄での編集ができるようにした。
  • リスト変数を棒グラフで表示できるようにした。
  • 文字出力時に ConsoleMorph を使うように変更した。
  • 変数やリストの表示切り替えをタブに変更した。
  • マウスの右ボタンのドラッグやホイールでブロックパレットをスクロールするようにした。
  • 日本語の文字を含むスクリプトを保存できないバグに対応した。
  • フルスクリーン表示やリサイズの設定項目を追加した。
  • 設定関係のメソッドをクラスに独立させた。
  • ScratchFrameMorph2 クラスを削除した。
  • 日本語ロケールを変更した。
  • 細かいバグ修正を行った。

あわせてソーティング関係のサンプルをいくつか追加した。以下はクイックソートの実行中画面。

M5Apple2 を Core2 対応にした

長らく放っておいた M5Apple2 を Core2 に対応させた。(いままでは Fire対応)

https://github.com/EiichiroIto/m5apple2

それほどコードを変更する必要はなかったが、ビルド中にオンスクリーンキーボードとブートシステムでエラーが出たので思い切って関連コードを削除した。

Core2 は素のままだと GPIO へのアクセスがよくないので、Grove コネクタは I2C 用と割り切り、アナログジョイスティックのサポートもやめた。

I2Cキーボードについては起動時に接続していれば使うし、そうでなければ使わないようにした。(今までのコードでは毎回、デバイスを確認していた)

以上

ScratchLink について

ScratchLink はScratch 3.0と連携して外部のデバイスの操作を可能にするソフトウェアである。(Scratch Japan Wikiより)

ソースはgithubで公開されており、Windows版とMac版が存在している。Windows版はC#で記述されており、ちょっと工夫すれば自前でビルドも可能なようである。ただ、残念ながらLinuxでは動作しない。

プロトコルの概要についてはgithubにドキュメントが公開されている。特にmicro:bitとの接続に興味があったが、より詳細に説明しているサイトを見つけられなかったので、Windows版でどうなっているのか調べてみた。

続きを読む →

Pharo で日本語入力すると最初の1文字しか入力されない件

Pharo で日本語の文章をインライン入力しても入力中は何も表示されない。Enter で確定するとなぜか最初の1文字だけが入力される。(たとえば、「あいうえお」+Enter と入力すると「あ」だけ表示される)

インライン入力に対応していないのは諦めるとしても、1文字しか入力されないのはとても不便である。

続きを読む →

共有フォルダから Pharo VM が起動しない件

以前の記事で Pharo VM をビルドする理由として挙げた2つ目の理由は、「共有フォルダに格納したVMが起動できない」ことだった。こちらは日本語名を含んだフォルダから起動しようとした時と異なり、いったん Pharo が起動して画面表示された直後にクラッシュする。

PharoDebug.log を見ると readdir のプリミティブの辺りで落ちているようだったので、ディレクトリの読み込みに失敗していると考えて調べてみた。

続きを読む →

VM をビルドせずに Windows 10 版のPharo を日本語のディレクトリ名を含んだフォルダから起動させる件

タイトル長い

前回の記事を書いた後にコメントをもらって、manifestを追加すれば良いということがわかった。manifest でアプリごとに codepage を指定して起動できるらしい。

Use UTF-8 code pages in Windows apps

Windows のシステム設定で一括変更する方法しか知らなかったので朗報。

さっそく自宅にあった mouse e10 で試してみたらちゃんと動いたので変更点を述べる。

続きを読む →