SimpleGraphの使い方

目次

  1. 起動
  2. 終了
  3. 簡単な使い方
    1. グラフを作る
    2. グラフを保存する

1.起動

Pharo 2.0のデスクトップをクリックしてWorldメニューを出し、Workspaceを開きます。Workspaceに以下を入力してください。
SimpleGraph new openInWorld.
入力したテキストを選択し、右クリックメニューからDo itを選べばSimpleGraphが起動します。
PharoScreenshot.17

2.終了

SimpleGraphウィンドウの左上にある×印をクリックして終了します。このとき、保存していないグラフやメソッドは破棄されるので注意してください。
なお、作成したグラフやメソッドはPharoのクラスとして定義されています。Pharoを終了する際には、必ずSave & Quitで終了してください。そうしないと作成したものは全て失われますので気をつけてください。

3.ウィンドウの説明

SimpleGraphのウィンドウについて説明します。
windows

  1. グラフリストです。作成したグラフの名前が一覧で表示され、項目を選ぶとそのグラフがグラフエリアに表示され、編集できるようになります。
  2. 頂点リストです。グラフの頂点の一覧が表示されます。項目を選ぶとグラフエリアで対応する頂点が赤く表示されます。
  3. 辺リストです。グラフの辺の一覧が表示されます。項目を選ぶとグラフエリアで対応する辺が赤く表示されます。
  4. メソッドリストです。SimpleGraphに登録したメソッドの名前が一覧で表示され、項目を選ぶと対応するメソッドの内容がメソッドエディタに表示され、編集できるようになります。
  5. メソッドエディタです。メソッドリストで選ばれたメソッドの内容が表示されます。ここでメソッドの内容を編集することができます。
  6. シェルエディタです。選択したグラフに対して、入力したコードで直接操作することができます。
  7. グラフエリアです。新しくグラフを作成したり、グラフリストで選択したグラフを表示/編集できます。

3.簡単な使い方

SimpleGraphを使うときに最小限必要な用語として「頂点」と「辺」があります。頂点はグラフエリア上で○で表されます。また、辺は線で表されます。辺はその両端で頂点を結ぶことができます。頂点を辺で結んだものを「グラフ」と言います。

3-1.グラフを作る

グラフを作成する基本的なパターンは「頂点を置く」「辺で頂点をつなぐ」の繰り返しです。SimpleGraphでは2つの入力モードを用意して、このパターンをやりやすくしています。

操作モードと作成モード

SimpleGraphには2つの入力モード(操作モードと作成モード)があります。操作モードは作成したグラフを操作するのに向いたモードです。一方で作成モードは「頂点を置く」「辺で頂点をつなぐ」ことに特化したモードです。2つのモードはグラフエリアのdrawingチェックボックスで切り替えます。

SimpleGraphを起動した直後は操作モードになっています。ここではグラフの作り方を示すために、作成モードに切り替えます。グラフエリアのdrawingのチェックボックスをオンにして作成モードに切り替えてください。

作成モードではグラフエリア上でマウスクリックすると、その場所に頂点が置かれます。また、マウスポインタを頂点にあわせた状態でコントロールキーを押しながらマウスドラッグすると、その頂点を始点とする辺が作成できます。では試してみましょう。

まず、グラフエリア上の適当な場所で1回マウスクリックします。すると以下のようになるはずです。
PharoScreenshot.19

次に、少し離れた別の場所で同様にマウスクリックします。
PharoScreenshot.20

これで2つの頂点ができたことになります。次に、この2つの頂点を結ぶ辺を作成します。どちらかの頂点にマウスをあわせて、キーボードのCtrl(Control)と書かれたキーを押しながらマウスをドラッグすると、頂点から辺が延びてきます。
PharoScreenshot.21

ドラッグ中、マウスにつながっている一方の端の○(ハンドル)の色が赤色になります。頂点に接続されているもう一方のハンドルは緑色です。ドラッグしたまま別の頂点の上に持ってくるとハンドルの色が黄色になります。この状態でマウスボタンを離すと、その頂点と辺が接続されることになります。
PharoScreenshot.22

このように辺の両端のハンドルの色は頂点との接続状態によって色(緑:接続中、赤:未接続、黄:接続可能)が変わります。なお、辺の中央にあるハンドルは辺を曲線にするためのもので、常に黄色で表示されます。

3-2.グラフを保存する

作成したグラフを保存するには、グラフエリアでメニューを出してsaveを選びます。グラフが作成モードの時にメニューを出すにはグラフエリアで右クリックします。操作モードでは単にクリックするだけです。初めて作成したグラフを保存するときは名前の入力を求められるので、名前を入力してください。なお、名前にはアルファベットや数字しか使用できず、記号は使えないので注意してください。