タミヤのバギー工作基本セットにステアリング用のサーボをつける(2)

前回の記事では、タミヤの「バギー工作基本セット」にステアリング用サーボをつけるためのステイを3Dプリンタで作成したことを紹介した。

ただ、いくつか問題があって、「サーボが45度くらいしか回せられない」「取り付け位置がアヤフヤ」「サーボ固定用のネジ穴のあたりが薄く、壊れる可能性が高い」のを何とかしなければと思った。

そこで、3Dモデルを修正して新しいステイを作ってみた。

作ったのはこんなやつ。

ちょっとわかりにくいかもしれないが、前回のものよりサーボを支える柱を(バギーの)前方にずらすことで、フロントバンパー金具にぴったり付けられるようにした。これにより、ステイの取り付け穴の位置をより明確にすることができた。

また、サーボホーンがより大きく回転できるように柱に切り込み加工した。さらに、サーボを取り付けるネジ穴周辺の幅を増やして強度を増すようにした。

前回と同じようにバギーに取り付けたのがこちら。

ステアリング性能を損なわない程度にはサーボが回転できるようになった。なお、サーボがタイロッドを抑えているので、前輪のスイングアーム部のスプリングは機能しなくなる。

コンパクトかつ丈夫で、個人的に気に入ったものができた。そのうち実際に動かしてみたいと思う。

興味ある人がいるかわからないけど、とりあえずSTLファイルを公開しておく。

servo-stay4.stl