タミヤのバギー工作基本セットにステアリング用のサーボをつける(1)

以前からタミヤの「バギー工作基本セット」のステアリングをサーボで制御したいと思っていた。というより、いろいろ試していたのだが、なかなかうまい方法が見つからなかった。

最近作っていたのがこれ。

見てのとおり不安定極まりない。

バギー工作基本セットにステアリング用のサーボをつける試みは多数あって、上図のようにサーボを下向きにつけるものや、上向き、横向きなど諸兄がいろいろ試されている。

自分としてはロボット講座とかで気軽に使いたいので、サーボのステイを3Dプリンタで作ることにしてみた。20分くらいで印刷できる、こんなやつ↓↓↓

中央の隙間にマイクロサーボを取り付ける。

これをバギー工作基本セットのボディにつける。

赤い十字の間隔を26mmにとって直径2mmの穴を開け、ステイを2mmのネジで固定する。

上の写真を見ると工作精度が低くてハズい。本当は車軸を支える左右のネジの線上に穴を開けたかったんだけど。まあ、操舵の精度は高くないんで多少ずれていても大丈夫かと。

続いてタイロッドストラットバーに、サーボホーンの固定用の針金を付ける。だいたい左右の中心に印をつけておいて、

針金(抵抗のリードの残り)をハンダ付けした。

これを使って左右の車輪をとめて、先程のサーボのステイと合体させる。

サーボのリードが肝心なところを隠してる・・・

でも、見た目も動作も安定するようになった。

よさそう。

ただ、サーボが45度くらいしか回転できないので、注意してプログラムを作らないとサーボを壊しそう。もうちょっと工夫が必要かな。

(2023.6.30追記)

次の記事で改良したステイについて紹介している。