micro:witch2

micro:witch2はBBC micro:bit用のブロック型プログラミング環境です。

micro:witch2はmicro:witchの後継であり、Pharo Smalltalk 10で実装されています。

screenshot1

micro:witch2の特長

  • 比較的低機能なPCでも動作します。
  • Windows 10以上で動作します。
  • アプリの実行にインターネット接続は不要です。
  • PCへのインストールが不要です。(USBメモリから起動できます)
  • 接続されたmicro:bitを自動的に見つけます。
  • micro:bitに接続した状態でプログラムを実行できます。
  • micro:bitに接続しない状態でも転送したプログラムを実行できます。
  • プログラムの転送時間が比較的短いです。
  • micro:bitの初期化(ファームウェアの転送)が必要です。(メニューから実行できます)
  • メッセージが日本語化されています。
  • 拡張モジュールを記述したり、ブロックを増やせます。

Windows版インストール

  1. release pageを開いて、Assetsから最新のリリースファイル(末尾がjpの圧縮ファイル)をダウンロードします。
  2. 圧縮ファイルを展開します。
  3. 展開したフォルダ内の microwitch.exe をダブルクリックすればアプリケーションが起動します。

micro:bitを初期化する

  1. micro:witch2を起動します。(上記参照)
  2. micro:bitをPCに接続します。
  3. micro:bitがPCに認識されるまで待ちます。
  4. ツールメニューから「micro:bitを初期化する」を選びます。
  5. 「はい」を押してmicro:bitを初期化します。
  6. 再びmicro:bitがPCに認識されるまで待ちます。

始めかた

  1. micro:witch2を起動します。
  2. micro:bitをPCに接続します。
  3. 画面左上で「表示」カテゴリをクリックします。
  4. 「Helloをスクロール表示する」ブロックをドラッグして、右側の場所にドロップします。
  5. ブロックをダブルクリックすると、micro:bitに「Hello」と表示されます。

Pharo用のリポジトリ

micro:witch2のソースはgithub (https://github.com/EiichiroIto/microwitch2/) にあります。

Metacello new
    baseline: 'Microwitch';
    repository: 'github://EiichiroIto/microwitch2/src';
    load.

制限

  • micro:bitのシミュレーターはありません。

ライセンス

  • MIT LICENSE