結局画像を加工するのに市販ソフトを購入することになった。
Unix上、Windows上いろいろなフリーソフトを試してみたのだが、なかなかこれといったものがなかった。
話をまとめると、画像のソースはDVDCamで、添付ソフトDVD-MovieAlbumSEの機能を使ってmpeg2データにしたものをWebで閲覧しやすい動画形式に変換すること。
ソースの問題は、画像のいくつかが352×480の縦に引き伸ばされた画像となっており352×240に変換しなければならないということ。
avidemuxはビットレートの指定がうまく反映されず、どうしても大きなファイルになってしまうことと、コーデックが理解できなかったことが原因で挫折。ただし、フィルターを使って352×240に変換できることは確認した。
transcodeは変換開始してもプラグインの初期化に失敗してしまい、やはり原因が理解できず挫折。
TMPGEnc(無償版)ではMpegファイルの読み込みに失敗し使えなかった。
VirtualDubModはかなりいい線を行っていたものの、avidemuxと同様にコーデックの選択が難しく、またファイルの大きさを調整することもできなかった。XVIDコーデックは目的に近いものができたが、やはり万人が使用できる状態になっているわけではないので却下した。
Windows Media Encoderは使い方も簡単で変換のスピードも速かった。出来上がりの画質には問題ないものの、映像が途中でつっかえてしまうためこれも選択しなかった。
最終的にWeb等で調べたところMPEG Encoderがよさそうだったため、近所の電器店で購入(約6200円)し自宅で使用したところ、何の問題もなくMpeg1に変換できた。Mpeg1画像の編集(結合、カット)はTMPGEncのMPEGツールを使った。
とりあえずこれで一連の作業は完了できそうで一安心した。
今回はソフトを購入したが、ことビデオ編集・作成についてはサービスを買っている気がした。ビデオ関連の技術の用語や概念の理解は難しく、また実験をするのにも非力なCPUでは時間がかかりすぎる。技術の進むスピードも速いせいかweb上の情報も古く、適用することが難しかった。
DVDの作成のときもそうだったが、買うことが一番簡単な解決方法だった。時間と金の関係で考えればコストも一番低かっただろう。