今年は夏休みの工作をやろうと思います。というのも先日購入した書籍がいたく気に入ったからです。
CPUの創り方
渡波郁著
毎日コミュニケーションズ
なかなか書店で買う勇気の出ない表紙ではありますし、アマゾンでも購入に2回「まだ買わない」を選んだのですが、結局購入しました。
この本をちょっと読んだら、高校時代に後輩と一緒にデジタル回路について勉強し、大学時代にはサークルの仲間と68000のコンピューターを製作したのを懐かしく思い出しました。
読んでみてわかったのが、かつていい加減にやっていたデジタル回路の設計について、懇切丁寧にわかりやすく解説していたことです。人は見かけによらないというか、本も表紙だけではわかりません。著者本人も理解できていないようなロクでもない専門書よりはるかに良い出来だと思います。
論理回路はともかく、抵抗やコンデンサの働きや値の決定方法など、高校時代にこんな本があって読んでいれば将来も違ったかな~と思わせるほどです。
ということで今度秋葉原に行って部品を買い、組み立ててみようと思います。きっと動かないだろうとは思いますが、昔を思い出しながら失敗も楽しもうと思います。