linuxBean導入後の設定

最近はLinuxディストリビューションとしてlinuxBeanを用いることが多くなったので、インストール後の設定についてまとめておく。おおむね書いてある内容は以前の記事から。

Proxyの設定

(研究室で使う場合に設定する)
/etc/environment に以下を追加する。

http_proxy="http://proxyhost:portno"
HTTP_PROXY="http://proxyhost:portno"
https_proxy="https://proxyhost:portno"
HTTPS_PROXY="https://proxyhost:portno"

/etc/bash.bashrc, ~/.profile に以下を追加する。

export http_proxy="http://proxyhost:portno"
export HTTP_PROXY="http://proxyhost:portno"
export https_proxy="https://proxyhost:portno"
export HTTPS_PROXY="https://proxyhost:portno"

/etc/apt/apt.conf に以下を追加する。

Acquire::http::proxy "http://proxyhost:portno";
Acquire::https::proxy "https://proxyhost:portno";

(スタート-設定メニューからのプロキシ設定では設定の一部がカットされ、正しく設定されなかった)

linuxBean設定ウィザード

linuxBean設定ウィザードで必要なパッケージを入れておく。たいがい入れているのは、firefox, モバイルセット, Bluetooth, フォルダの英語化, アンチウィルス, ディスクチェックなど。

Caps LockをControlに変更

/etc/default/keyboard を編集して以下のように変更する。
XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

Alt Spaceでウィンドウメニューを出さない

~/.config/openbox/lxde-rc.xml を編集し、A-spaceを含む以下のような部分を見つける。
<keybind key="A-space">
...
</keybind>

見つけたらその部分を削除する。

Alt-Spaceによる日本語入力

スタート-設定-入力メソッドを開く。
全体設定で、「入力方式の正副一時切り替え」で「ホットキーによる入力方式の正副一時切り替えを有効にする」のチェックボックスを外す。
Anthyキー設定2で、[Anthy]オンを編集し、<alt>spaceのみにする。[Anthy]オフも同様にする。

ssh serverのインストール

sudo apt-get install openssh-server
sudo ufw allow ssh/tcp

ファイアウォールの設定も忘れずに。

Emacs 23のインストール

sudo apt-get install emacs23

avahi daemonのインストール

sudo apt-get install avahi-daemon
/etc/hostnameを編集してホスト名も設定しておく。

ナチュラルスクロール

スクロール方向を逆にする。
echo pointer = 1 2 3 5 4 6 7 8 9 10 11 12 >>.Xmodmap
xmodmap .Xmodmap

このままだと再起動すると設定が元に戻ってしまうため、以下のような内容の .config/lxsession/LXDE/autostart ファイルを作成する。

@xmodmap $HOME/.Xmodmap

ウィンドウボタンの再配置

ウィンドウのcloseボタンをMac風に左上に配置しなおすには、スタート-設定-Openbox Configuration Managerを開く。
Appearanceタブを選び、Window Titlesの内容をCIMLに変更する。

キーボード・レイアウト

キーボードを後から変えた場合、コンソールのキーマップを変更する必要がある。
sudo apt-get install console-data
sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration