酔狂で面倒な VM のビルドをしたかった訳じゃない。Pharo を使って作成したアプリを展開するのに、表記のような問題があって困るので、VMの変更で対応したいと思ったから。
Pharo VM に関して困っているのは以下の2点である。
- パスに日本語を含んでいるときにVMがイメージを認識してくれない。
- 共有フォルダに格納したVMを起動できない。
どっちも「使わなきゃいいじゃない」レベルの話で個人ならいくらでも回避できるんだけど、アプリを展開したいと思っている先の環境なので致し方ない。
VM ソースを追っかけてみると、前者については以下が原因らしい。
- VMの実行パスからイメージのパスを生成する際、UTF-8からUTF-16の変換をしている。
- 素のWindows 10の場合、実行パスはShift-JISで表現されている。
- なので正しく日本語を変換できずイメージファイルを見つけることができない。
後者についてはもっと根が深いみたい。→要追加調査
まずは前者に対応して見ようと思う。
(本日は休日出勤日なのでやる気なし)
(2022.8.1追記)
manifest を変更することで解決できることがわかった。後の記事を見よ。