micro:witch 中級者向け課題

お手伝いをしているロボット講座に新しい児童が入ってきたので、もともといた児童向けに課題集を作った。

ロボット講座が始まって4年目となり、当初からずっと関わっている児童がいる一方、昨年の年度途中で加わった児童もいるので、学年に関係なくスキルレベルはばらついている。また、一通り使えるようになると、知っているブロックだけで世界が閉じてしまい、なかなか発展性がない。

そのため、今年度は新しく入った児童の入門と平行して、元からの児童向けトレーニングを行うことになり、新たなスキルを獲得してもらうために、この課題集を作った次第である。明示してはいないが、課題の狙いとしては、変数の効果的な使用にある。

ほとんどの課題はコード例のない「これ作って」的なものなので、micro:witch に限らず micro:bit 全般で利用できるんじゃないかと思い、Slide Share で公開してみた。

作成した課題は micro:bit / micro:witch を使ったことのある人向けに作ってあり、頻繁に使うブロックではなく、使い方を知っておくと将来役に立つかも?的なものばかり集めている。

micro:witch 中級者課題1

これは1台の micro:bit を使った課題例。

  • AボタンとBボタンを使おう
  • ドットを使おう
  • タイマーを使おう

の3種類があり、それぞれレベル1〜レベル4まである。

micro:witch 中級者課題2

これは micro:bit を2台使って無線通信を行う課題で、レベル1〜レベル4まである。

micro:witch 中級者課題3

これは micro:maqueen を使った課題で、レベル1が3つ、レベル2が2つ、レベル3・4が1つずつある。レベル1は課題というより、機能の紹介のようなものとなっている。

基本的に一人で取り組む課題となっていて、ロボット講座では完成を確認したり、適当にヒントを与えるといった形でサポートしている。解答例も(ほぼ)ないので、いろいろな作り方が考えられると思う。

ロボット講座の最年少が2年生なので、1年生の漢字だけを使っている。

ドキュメントにはライセンスを明記していないが、MIT License でよろ。

micro:witch のはじめかた

ずっと昔に作ったのがあった。画面デザインも変わったので更新したほうがいいかも。