さて話を元に戻すと、やはりというか「矢印のついた線」は動作の流れを直感的に理解できるようです。いいかげんに教えてもちゃんとそれなりのものを作ってくれるのはその効果によるところ大のようです。一方で状態の理解は難しいです。ほとんど最初の時点では誰も理解なんてできません。
初めてDefartでプログラムを作ると状態の意味がわからないので、どう作っていいか困ります。「意味は自分で与えるのだ」というと更に途方に暮れます。
しかし、状態を2つ配置してみて、その間を矢印で結ぶと何かの動きをするわけです。いくつかの状態をつなげていくと何らかの仕事をしてくれます。そのうち状態は一連の仕事の到達点(過程の場合もありますが)であることがわかり、後は放っといてもプログラムを作れるようになります。この辺りの試行錯誤を横から見ているととても面白いです。
で、今後どうしていくのか?ですが、状態を残しつつ矢印線のあたりを改良しようかと思っています。無駄な状態の増えるのを極力抑え、クモの巣にならないようなものです。具体的なイメージは「人生ゲーム」です。人生ゲームのような「少しずつ仕事しながら最終的に大きな目標を解決する道筋を作るプロセス」をプログラミングと捉えようというわけです。山有り谷有り、時には後戻りありなど。他にも今までにない機能を入れたいとは思っています。人生ゲームにおける「さいころ」のようなものです。まあ、この辺りは作ってみないとなんとも言えないのですが。
目の悪いときに限って視覚的なものばかり書くのは因果なものですね。