どう解く?青木メソッド(偶数のとき)

最初に述べた昨年から持ち越しの問題とは、参加者が偶数のときに起こる問題です。偶数だと奇数と同じやりかたではうまくいきません。例としてAからJの10名いるとして下のように並んだとします。

ABCDE

FGHIJ

タイムキーパーはEJの人がやってもいいし、時計をみながら進めてもいいでしょう。2分たって以下のように左に移動したとします。

FABCD

GHIJE

こんな風にして左に移動しても5回移動したら、また最初の状態に戻ってしまいます。

ABCDE

FGHIJ

昨年は18人いたので1周してから適当に人を入れ替えたりしてとにかく全員のペアを作ったのですが、途中でもう全員とペアをくんだ人とそうでない人が現れ、その分かなり余計に時間がかかってしまいました。

今年も18人になりそうなので、もう少し効率よくやりたいと思っています。そこでどうすべきか?ということなのです。

18人なので全部の組み合わせとしては18C2=153通りです。一度に9ペアずつ、17回転で終わらせる組み合わせ方を見つけることができるかもしれませんが、実際の人間を動かしますので面倒な移動の仕方では配置を指示するだけで時間がかかってしまうので実用的ではありません。そのため、できるだけわかりやすい移動方法を見つけなければなりません。

一応私なりの案を考えてはみたのですが、エレガントではないし18回転かかって(つまり若干のムダが生じて)しまいます。何かよいやり方はないものでしょうか?