TurtleBotのセットアップ(1)

ずっと以前(2011/8)に購入していたTurtleBotというロボットのセットアップを行った。TurtleBotはiRobotのCreateという学習・研究用のロボットベースにPCやKinectを付けて売られているロボットキットである。日本語での解説は日本バイナリーのサイトにある。自分自身はI Heart Engineeringで購入した。購入した時点ではただのTurtleBotだったのだが、放っておいた間にTurtleBot1.5, TurtleBot 2.0というものが出ているらしい。
大きな段ボールを開けると、その中にRoombaと似た形をしたCreateやASUSのノートPCをはじめ、各種アクセサリーが詰まっていた。取り扱い説明書的なものはなく、TurtleBot Assembly Instructionsというフレームの取り付け図がある程度で最初はかなり戸惑った。とりあえず、取り付け図とおりにフレームを組み立てていった。取り付けそのものは簡単で1時間もあれば組み立てることができた。
組み立てた後でわかった問題は2つ。1つ目の問題はCreateに取り付けるケーブルは本来DIN-USBの変換ケーブルであるべきなのだが、なぜかDIN-RS232Cの変換ケーブルになっていた。2年近く前に注文したものでクレームを出すのも憚られるため、USB-シリアルの変換ケーブルを買って間に挟むことにした。もう1つの問題は、ASUSのノートPCの電源アダプタのプラグが折れていたこと。差し込んでも充電されないため不審に思って確かめてみたら根元からポッキリと折れていた。不注意で折った可能性もあるが困ったものだ。運良く手近にあるASUSのネットブックと同じ電源アダプタだったので、それを流用して充電を行った。
PCの充電が終わって起動してみるとWindows7の英語版のセットアップが始まった。そのままセットアップをすませた後、付属しているUSBメモリを差し込んでUSBブートするとubuntuが起動した。デスクトップにあるインストールのアイコンでHDDのDドライブ部分にubuntuをインストールしてPCのセットアップは終了した。
完成したTurtleBotは以下の通り。(PCは取り外してある)
TurtleBot