中級者課題の顛末

お手伝いしているロボット講座で、以前から参加している児童のための中級者課題を5回(5週×1時間)にわたって実施した。

新メンバーが入るタイミングでは新たなロボット作りに入れないので、昨年までは手持ち無沙汰な児童が多かったが、今回の課題のおかげで一定のスキル向上と、児童に集中して取り組ませることができたと思う。

あわせて micro:witch の改造(v1.3.0)に対する評価もたくさんもらい、かなり改善に貢献してもらった。

  • AボタンとBボタン:4つ
  • ドット描画:4つ
  • tickタイマー:4つ
  • 無線通信:4つ
  • micro:maqueen:7つ

中級者課題は主に上記から成っている。

出題側としてはまんべんなくチャレンジして欲しかったのだが、1つずつ順番に取り組む児童が結構いて面白かった。そのせいか、無線通信とmicro:maqueen の課題に取り組んだ児童の少なかったのが残念だった。

これらの課題の裏テーマは「いかに変数を効率よく使うか?」で、その点につまづく児童が多かった。彼らに状態遷移図のアイデアを紹介したところ、(全員ではないが)そのアイデアを理解し活用していった。変数の使い方について、一定の理解をもたらしたのではないかと思う。

今回はこれで中級者課題は終わりになるが、時間が空いたときにはまた取り組んでもらうつもり。コンパスや加速度センサなど、使っていない機能についても充実させていきたい。