USL-5P(その後)

以前にもUSL-5Pへのdebianインストールを行っていたので軽く考えていたのですが、どうもうまくいきませんでした。

kernel2.6のパッケージをインストールし、netatalkをビルドして一通り環境の構築まで進んだのですが、どうも起動が不安定で5回に1回くらいしかブートしないのです。USL-5Pがイカれているのか、はたまたCFがイカれているのか。オリジナルをコピーしたCFは問題なく毎回ブートするのでUSL-5Pのせいではなさそう。kernel2.6を入れた1GのCFもkernel2.4のモノだと問題ありません。

後者でなく前者を選んでいたのは、研究室で使用中のUSL-5Pがそうなっているのと、netatalkのdebパッケージがないからという理由なのですが、結局、起動が安定している後者(kernel2.4のbase-sh4-for-landisk-20051215)を再度インストールすることにしました。

まず、

http://tyche.pu-toyama.ac.jp/~a-urasim/usl-5p/

を参照しながらdebianをインストールし、sambaの動作まで確認。

次に、

http://www003.upp.so-net.ne.jp/hat/netatalk/andsamba.html

を参照しながらnetatalk-2.0.3+CJK4をビルド。ビルドのためにインストールしたdebパッケージは、

build-essential

libdb4.2

libdb4.2-dev

slpd

libslp-dev

openssl

libssl-dev

でした。

あとは、

./configure   --sysconfdir=/etc    --enable-debian
make
make install

でビルド&インストールし、/etc/init.d/netatalkにKURO-BOXから引っ張ってきた起動用のスクリプト

を置きました。

いざ、Leopardからアクセスしたら認証でコケたので、メッセージを見たらユーザーにshellがないという

ことなので、/etc/passwdの該当するユーザーに/bin/shを加えました。

とりあえずコピー等うまくいっているようです。

ありがたや、ありがたや。先人の方々にお礼申し上げます。