Android SDKを用いてHello Worldを作るチュートリアル。元ネタは以下より。
http://developer.android.com/resources/tutorials/hello-world.html
ステップ1. AVDを作る。
AVDというのはAndroid Virtual Deviceの略だそうだ。アンドロイド仮想端末という意味か。まず、開発対象となるAVDを作る。
- Eclipseを起動し、WindowメニューのAndroid SDK and AVD Managerを選ぶ。
- Virtual Devicesで、New…をクリックし、Create new Android Virtual Device (AVD)画面を出す。
- Nameに適当な名前(my_avd)を入力し、targetで適当なものを選ぶ。ここではAndroid 1.6 – API Level 4とする。
- Create AVDボタンを押し、Android SDK and AVD Manager画面を閉じる。
ステップ2. プロジェクトを作る。
- FileメニューからNew – Project…を選んでNew Project画面を出す。
- Wizards:からAndroidをクリックして、Android Projectを選び、Nextを押す。
- Project nameにHelloAndroid、Application nameにHello, Android、ackage nameにcom.example.helloandroid、Create ActivityにHelloAndroidをそれぞれ入力する。
- Build TargetにAndroid 1.6を選ぶ
- Finishを押す。
ステップ3. Javaファイルを修正する
Hello, worldを表示するようなプログラムを作成する。雛形は既にあるので、一部を修正していく。
- EclipseのPackage Explorerにある、HelloAndroidからsrc – com.example.androidと展開していき、HelloAndroid.javaをダブルクリックすると、右側にファイル内容が表示される。
- 後のようにファイル内容を置き換える
- RunメニューからRunを選ぶ
しばらくするとエミュレーターの画面が現れ、ANDROIDが起動し、さらに待つと黒い画面上にHello, Androidの文字が現れる。
package com.example.android.apis; import android.app.Activity; import android.os.Bundle; import android.widget.TextView; public class HelloAndroid extends Activity { /** Called when the activity is first created. */ @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); TextView tv = new TextView(this); tv.setText("Hello, Android"); setContentView(tv); } }
ステップ4. 実機にてテストする。
- 実機にて、menu – Settingsを選ぶ。
- Applicationsを選び、Developmentを選ぶ
- USB debuggingをオンにする
- 実機を開発機とUSBケーブルで接続する
- USB connected、USB debugging connectedがNotificationに現れる
- EclipseにてRun – Runを選ぶ
- 実機上にHello, Worldが現れる
かなり簡単にテストプログラムが実行できます。