授業開始

今週から授業が始まりました。すっかり休みボケというか時間の感覚が元に戻ってません。朝起きるのはつらいですし、話す時間の感覚も狂っているようです。用心してゆっくり話しているので、いつもの早口でわかりにくい授業から少しマシになっているみたいですが。

後期から中国(南昌)からの交換留学生が私の授業を受けることになりました。見慣れぬ顔が最前列中央に座っているのでそれとなくわかりました。昨年の交換留学生も同様だったのですが、通常の学生よりも通常の留学生よりも熱心に授業を受けてくれるのは何だか複雑な気分です。

トイレで情動

最近トイレで用を足しながら本を読む習慣がついてしまいました。(ダイでもショウでも)

積ん読状態の本を読んでいるのですが、昨日一冊読み終わったのはノーマンの「エモーショナルデザイン」です。寝る前にはこれまたノーマンの「パソコンを捨てて隠せ、アナログ発想で行こう」を読んでいるのですが、それよりも早く読み終わってしまいました。

コンピューターに情動を加えるというアイデアは荒唐無稽と思っていましたが、人間との対話を促進するためのモデルとしてはアリなのかなとも感じました。

今度、ロボットをしているアイボに組み込んでみようかな~とか考えてます。挙動不振のアイボの心持ちがわかるようになるかも。

機械語ワークショップ

合宿で行ったワークショップは機械語に関するものでした。先日作成したTD4とそのシミュレータを使って、機械語を学ぼうというものです。

2時間のうち、前半1時間を説明に割き、後半はシミュレータを使ってプログラムを作ってみました。かなり荒っぽい説明で、こんなんでわかるんかいなと自分でも思いましたが、結構真剣に取り組んでくれました。

参加した5人全員とも機械語プログラミングは初めての体験ということでした。2つ示した課題は「指定された入力だったらランプをつける」のと「3分タイマー」というもので、ちょっと難しかったようです。

それでも前者は1名が解け、後者は2分までできたというのがパラパラといました。TD4で思い通りに動かすのはかなり難しいと思うのですが、それなりの成果が出てうれしかったです。

終わった後、アンケートをとり食事の時に感想を聞きました。ワークショップで使った資料や、アンケート結果などは別のところで公開する予定です。

合宿

ネットのない2泊3日の合宿を終えてきました。今回の場所は貸別荘で、値段も手頃なわりに富士山が窓からでっかく見える良いところでした。その上、風呂は温泉で24時間入り放題というのも良かったです。

合宿の1日目はワークショップ2日目は発表ということで、後者は夏休みに学んだことについて1時間プレゼンしなさいというものでした。1時間使い切ることができずに15分しゃべっておしまいという人もいたのですが、いろいろとこちらも新たな知識を得ることができて満足でした。

チャンスというものは与えられた当人になかなか見えないものです。

カビラさん

山梨に住んでいてもかろうじてJ-Waveを聞くことができます。中でもGood Morning TokyoとGroove Lineは朝晩の通勤の帰りの楽しみでした。東京に住んでいたころから聞いていましたが、カビラさんがとうとう辞められるとのこと。残念です。

毎朝の楽しいひとときに感謝申し上げます。

合宿

明日から河口湖で学生さんたちと合宿します。毎年、学生さんの卒業研究の中間発表を聞くばかりだったのですが、人数も限られているので今年の合宿では簡単なワークショップをやろうかと思っています。

どんなワークショップになるかはやってみてからですが、好評であれば今後行うプログラミング教育にも影響を与えるかもしれません。(おおげさですが)

TD4シミュレータ

インターフェイス部もできあがりました。

昨日実家から戻ってくる新幹線の中で、どんな画面にするかアイデアを練り、帰宅してから一気に作り始めました。

Defartでアプリケーション作りは慣れているつもりですが、調べてみると使い方を誤解しているメソッドも多々あって、勉強しなおしながら作りました。

とりあえずこれを使って夏合宿に臨もうと思います。

そろそろ現実逃避していた論文書きに戻らないと…

ソース一式を公開しました。

http://wiki.itolab.com/wiki.cgi?page=TD4Simulator

TD4シミュレータ

休暇ですっかりプログラミングからご無沙汰となったので、久しぶりにプログラムを作ってみました。そこで、例のCPUであるTD4のシミュレータをSqueakで作ることにしました。

ロジック部分は簡単にできるだろうとタカをくくっていたのですが、実際の回路っぽく構成したところ、結構ハマってしまいました。

設計も適当にでっち上げていたのを少し真剣に考えなおし、フリップフロップへのクロックの与え方に問題があったのを直したことで、とりあえず動くようになりました。

信号で多値を許しているので完全なデジタル回路じゃないですが、回路図にはかなり忠実なのでチェック用に使えるかもしれません。(かなり甘い考えですね)

これからゆっくりインターフェイスを作ります。