wacom Intuos2用のドライバインストール

debianパッケージはkernel 2.6を推奨しているので、まずは、ソースの取得から

SourceForge.net: linuxwacom

こいつを/usr/local/srcに展開する。

重要なことだけど忘れがちなのが、あらかじめタブレットのUSBケーブルを抜いて置くこと。

ビルドに足りないパッケージのインストール

# apt-get install libx11-dev libxext-dev libxi-dev libxv-dev x-dev xlibs-static-dev zlib1g-dev

おきまりのconfigure&makeでビルド

# ./configure --enable-wacom
# make

rmmodでモジュールを取り除き、lsmodでモジュールがロードされていないのを確認する。

# rmmod wacom.o
# lsmod

テスト

# sync
# insmod linuxwacom-0.6.8/src/2.4.22/wacom.o
# tail /var/log/messages
Sep 19 20:04:02 localhost kernel: usb.c: registered new driver wacom
Sep 19 20:04:02 localhost kernel: wacom.c: v1.30-j0.6.8 Vojtech Pavlik <vojtech@suse.cz>
Sep 19 20:04:02 localhost kernel: wacom.c: USB Wacom Graphire and Wacom Intuos tablet driver (LINUXWACOM-DEBUG)
Sep 19 20:04:02 localhost kernel: wacom_events

ドキュメントを見ると”1.30″のようなバージョンナンバーはダメよと書いてあるようだが、このパッケージは「v1.30-j0.6.8」のようにバージョンを出している。

古いwacom.oの除去。

locateが動いていないのでfindでオリジナルのwacom.oを探索

# find /lib -name wacom.o
/lib/modules/2.4.27-2-386/kernel/drivers/usb/wacom.o
/lib/modules/2.4.27-1-i686/kernel/drivers/usb/wacom.o
# uname -r
2.4.27-1-i686

使用しているカーネルは後者のため、後者のディレクトリのwacom.oを置き換える。

cd /lib/modules/2.4.27-1-i686/kernel/drivers/usb/
cp wacom.o /root/wacom_old.o
cp /usr/local/src/linuxwacom-0.6.8/src/2.4.22/wacom.o .

なお、元のディレクトリに古いwacom.oを残してはならない。

モジュール依存関係のチェック

# depmod -e

差し込んで見る

Sep 19 20:28:09 localhost kernel: hub.c: new USB device 00:1d.0-2, assigned address 2
Sep 19 20:28:09 localhost kernel: wacom.c: Reporting max 12700, 10600
Sep 19 20:28:09 localhost kernel: wacom.c: Setting tablet report for tablet data
Sep 19 20:28:09 localhost kernel: wacom.c: input0: Wacom Intuos2 4x5 on usb1:2.0
Sep 19 20:28:12 localhost usb.agent[11207]:      wacom: already loaded
Sep 19 20:28:13 localhost kernel: usb.c: registered new driver hiddev
Sep 19 20:28:13 localhost kernel: usb.c: registered new driver hid
Sep 19 20:28:13 localhost kernel: hid-core.c: v1.8.1 Andreas Gal, Vojtech Pavlik <vojtech@suse.cz>
Sep 19 20:28:13 localhost kernel: hid-core.c: USB HID support drivers
Sep 19 20:28:13 localhost usb.agent[11207]:      hid: loaded successfully
Sep 19 20:28:13 localhost usb.agent[11207]:      mousedev: already loaded

なんとなくよさそうだ。

wacdumpで動作確認

/usr/local/src/linuxwacom-0.6.8/src/wacdump /dev/input/event0

問題点

  • Gimpでstylusを別の場所に動かしたとき移動の軌跡が残ってしまう。
  • 上記の状態でマウスが効かなくなる。
    • どちらもGimpの環境設定→入力機器→追加された入力機器の設定で、stylusの状態を無効にすることで解決。理由は不明。

芦ノ湖の写真

昨日出かけた芦ノ湖でのピンホールカメラによる写真。これは成功した2枚のうちの1枚。奥の湖とともに手すりにもピントがあっている。本当は手すりをとらないように設置したつもりだったのだが、見ためよりかなり広角にとれる。

hp psc 1350でのスキャン

HPのオールインワンプリンタのスキャナをDebianから使えるようにした。

インストールしたパッケージは、hpojとxsane。hpojのインストール時にはモジュールが足りない旨のメッセージが出たが、試しにやってみたら何の問題もなくスキャンできた。

これでWindowsに戻って使いにくい付属アプリを使わずにすむ。

squeakwareの起動

書き込みが終わったので早速起動してみた。自動的にXは起動せず、コンソールログインとなった。root/toorでログインし、guiと入力したら無事にsqueakwareが立ち上がった。

WindowsベースよりもLinuxベースのsqueakの方が軽い気がしているので、ここを出発点に授業で使える何かを考えてみよう。まずは梅澤さんに感謝。

参考サイト:Squeakware

まぬけなこと

新しいデータサーバー用にKURO-BOXと250GBのHDDを購入した。これに旧データを以降したあとで、忘れていたファームウェアのバージョンアップを行った。

ファームウェアは昨日ダウンロードしドライバ用のフォルダに展開しておいたのだが、アップデートプログラムをそのフォルダから起動してしまった。

まぬけなことというのは、そのフォルダがデータサーバー上にあるのを忘れていたことだ。

あたりまえの事だが、アップデートしようとした瞬間にファームウェアデータが読み込めない状態となり、中途半端な形で異常終了してしまった。

初期ボタンを押してもpingが通らず一度は頭が真っ白になったが、もういちどファームウェアアップデートを試みたら元に戻ってくれた。

bittorent

梅澤さんのsqueakwareをインストールすべく、始めてファイル交換ソフトbittorentクライアントをインストールした。よくわからないので、debianのパッケージで公式のbittorentをインストールした。

うちのルーターはIO DataのNP-BBRMなので、設定は仮想サーバーの設定ページで行った。(6881番のポートをオープン)

ダウンロード完了まであと34分かかるらしい。

参考サイト:BitTorrentでファイル共有

箱根

今日は箱根に出かけた。朝9:30に出て昼前に芦ノ湖の展望台についた。

かれこれ10年ぶりぐらいだろうか。あのときは若かった…

思ったより近かったのでまた行ってみたい。

もちろんピンホールカメラ持参だったので撮影したのだが5枚中3枚失敗とさんざんな結末に。画像は明日スキャンしてみよう。

夕食はこれもひさびさの小作で「ほうとう」。

J2SEのインストール

すっかり見逃してしまったがゲームコントローラがtcpGW経由からUDPに変わったらしい。ついでにJavaで実装されるようになった。

以下、備忘録

http://java.sun.com/j2se/1.4.2/download.htmlよりJ2SE v 1.4.2_09 SDK includes the JVM technologyのLinux版をダウンロード。

次にsuで/usr/localからダウンロードしたj2sdk-1_4_2_09-linux-i586.binを実行。

JAVA_HOMEに/usr/local/j2sdk-1_4_2_09をセットし、

PATHに$JAVA_HOME/binをセットすればおしまい。

無事ゲームコントローラをビルド&実行できた。