twitterを始める前までは「つぶやき」って軽いものだと思っていたけど、140字にまとめなきゃなんないし、すぐに伝播してしまうから、書く前によく考えるようになった。逆にブログは後から修正できるから、結構いい加減な内容を突発的に書いてしまうことが多い。
タイトル変更
最近、ここを利用していないのですが、 id:sumim さんのブログ名をもじってつけ直してみました。
(いままで、ずっとDynabookと思い込んでいました)
DynaBookといっても東芝のノートPCのブランド名ではなく、アランケイ達の構想したパーソナルコンピューターのことです。
まあ、初期の東芝のダイナブックもDとBが大文字ですが。
DynaBookのBが大文字だから、Smalltalkのtを大文字で書いてしまう人が多いのかなと思ってみたり。でも、たいていはDynaBookとSmalltalkの関連性を考えることもなく、書籍とか雑誌とかwebの記述を見て、それとなく知ったつもりになっているんじゃないかな。
Mozartシステム備忘録
Mozartをインストールしようと、http://www.mozart-oz.orgからMac用のバイナリをダウンロードしたのだが、展開して実行するとAquamacs not foundのエラーダイアログが出て起動しない。
ずっとあきらめていたのだが、ふとMozart.app内のContents/Resources/bin/ozを直接実行したら、普通にCarbonEmacsが起動して実行することができた。
{Browse 1 + 2}で、ちゃんとブラウザ画面も表示された。
SnowLeopardインストール備忘録
Twitterでhatenaダイアリーはご無沙汰。
以前のように備忘録だけ残すことにする。
新しく買ったMacBook Air(SnowLeopard)に関連してインストール関係の問題と対処を列挙。
iWork’08のPagesで文字が見えなくなる
→インストール後にアップデートすることで解決。
MacPortsで「can’t read “build.cmd”」というメッセージが出てインストールできない。
→SnowLeopard付属のXcodeで、Unix Dev Toolなるオプションをオンにしないといけないらしい。
Ĉu vi jam finis vian laboron?
「仕事は終わりましたか」
Ĉu — ~か?(可否を問う疑問文の文頭につける)
vi — あなた
jam — もう、もはや
finis — 終える(fini)の過去形
vian — 「あなた(vi)の(-a)」に、目的語を示す語尾(-n)を付けたもの。
laboron — 仕事(laboro)に、目的語を示す語尾(-n)を付けたもの。
「あなたの仕事」のように形容詞+名詞で目的語をなす場合、どちらの語に対しても語尾(-n)を付ける。
[出典]
http://twitter.com/NeDankinde_R
[参考]
エスペラント小辞典
Donu al mi tason da kafo
「コーヒーを一杯」
「私にコーヒーを1杯ください」
Donu — 与える、やるのdoniの命令形
第二者に対する命令形の場合は主語を省略して良い。強調するときには主語を付ける。
al — ~へ、~の方へ
mi — 私
tason — コーヒーカップ、doniの目的語
da — 直前の名詞に対して数量を表す形容語を作る
kafo — コーヒー
taso da kafo — 一杯のコーヒー
glaso da biero — コップ一杯のビール
glaso da vino — コップ一杯のワイン
tasoは取っ手のついたコップ。
[出典]
AndroidのHello World tutorial
Android SDKを用いてHello Worldを作るチュートリアル。元ネタは以下より。
http://developer.android.com/resources/tutorials/hello-world.html
ステップ1. AVDを作る。
AVDというのはAndroid Virtual Deviceの略だそうだ。アンドロイド仮想端末という意味か。まず、開発対象となるAVDを作る。
- Eclipseを起動し、WindowメニューのAndroid SDK and AVD Managerを選ぶ。
- Virtual Devicesで、New…をクリックし、Create new Android Virtual Device (AVD)画面を出す。
- Nameに適当な名前(my_avd)を入力し、targetで適当なものを選ぶ。ここではAndroid 1.6 – API Level 4とする。
- Create AVDボタンを押し、Android SDK and AVD Manager画面を閉じる。
ステップ2. プロジェクトを作る。
- FileメニューからNew – Project…を選んでNew Project画面を出す。
- Wizards:からAndroidをクリックして、Android Projectを選び、Nextを押す。
- Project nameにHelloAndroid、Application nameにHello, Android、ackage nameにcom.example.helloandroid、Create ActivityにHelloAndroidをそれぞれ入力する。
- Build TargetにAndroid 1.6を選ぶ
- Finishを押す。
ステップ3. Javaファイルを修正する
Hello, worldを表示するようなプログラムを作成する。雛形は既にあるので、一部を修正していく。
- EclipseのPackage Explorerにある、HelloAndroidからsrc – com.example.androidと展開していき、HelloAndroid.javaをダブルクリックすると、右側にファイル内容が表示される。
- 後のようにファイル内容を置き換える
- RunメニューからRunを選ぶ
しばらくするとエミュレーターの画面が現れ、ANDROIDが起動し、さらに待つと黒い画面上にHello, Androidの文字が現れる。
package com.example.android.apis; import android.app.Activity; import android.os.Bundle; import android.widget.TextView; public class HelloAndroid extends Activity { /** Called when the activity is first created. */ @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); TextView tv = new TextView(this); tv.setText("Hello, Android"); setContentView(tv); } }
ステップ4. 実機にてテストする。
- 実機にて、menu – Settingsを選ぶ。
- Applicationsを選び、Developmentを選ぶ
- USB debuggingをオンにする
- 実機を開発機とUSBケーブルで接続する
- USB connected、USB debugging connectedがNotificationに現れる
- EclipseにてRun – Runを選ぶ
- 実機上にHello, Worldが現れる
かなり簡単にテストプログラムが実行できます。
Mac OS XにAndroid SDKを構築する
MacのSnow Leopard上にAndroid SDKを構築することにした。元ネタは以下より。
http://developer.android.com/sdk/installing.html#components
ステップ1. Android SDKのダウンロード
- http://developer.android.com/sdk/index.htmlからandroid-sdk_r06-mac_86.zipをダウンロード
- zipファイルを適当なフォルダ(~/Research/android)に展開
- ~/.profileに、~/Research/android/toolsへのPATH設定を追加
ステップ2. Eclipseのダウンロード
後で使うADTという拡張を使うにはEclipse 3.4か3.5でないとダメらしい。そこでEclipseのサイトから古いバージョンをダウンロードする。
- http://www.eclipse.org/downloads/のolder versionsからEclipse Galileo SR2 Packages (v 3.5.2)を選び、Eclipse IDE for Java DevelopersのCocoa 64bit版をダウンロード
- 先ほどSDKを展開したフォルダ(~/Research/android)にeclipseを展開
- eclipseを起動して、最初のダイアログで作業フォルダを適当に設定。
ステップ3. ADTのインストール
- EclipseのHelpメニューでInstall New Software…を選び、Available softwareのダイアログを出す。
- Work with欄に、https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/を入力し、Enterを押す。
- しばらくして出るDeveloper Toolsのチェックボックスをオンにして、Nextをクリック。
- 次の画面でもNextを押し、I accept the terms of the license agreementsを選んでFinishをクリック。ADTのインストールが始まる。
- Security warningのダイアログが出るが、とりあえずOKを選ぶ。
- Software updatesのダイアログで出て再起動するか尋ねられるのでYesを選ぶ。
- eclipseが再起動したら、Eclipseメニューで環境設定を選び、Preference画面を出す。
- AndroidをクリックするとSDK Locationが不適切というダイアログが出るのでOKを押し、SDK LocationにAndroid SDKを展開したフォルダ(~/Research/android)をBrowse…で指定し、OKを押す。
なお、Thank youなんとかというダイアログが出て、統計情報を送信するかどうかのダイアログが現れる。上の設定を行うまでボタンが押せないが、このダイアログを閉じ忘れるとEclipseの環境設定がグレーになって使えないので、忘れずに閉じる。
ステップ4. SDKコンポーネントの追加
- EclipseのWindowからAndroid SDK and AVD Managerを選ぶ。
- Available Packagesをクリックし、右側のペインでhttps://dl-ssl.google.com/android/repository/repository.xmlの左のチェックボックスをオンにすると、一覧が自動的に更新される。
- Install Selectedをクリックすると、続く画面で確認が求められるので、Accept Allを選んでInstallをクリックする。
- Installing Archivesでインストールが始まる。完了までしばらくの時間を要する。
- ADB Restartのダイアログが出て、ADBが更新されたので再起動するかと尋ねられる。とりあえずYesを選択。
- インストールが終了し、Installing Archivesが現れる。しかし、adb start-server failedと出ている。Closeを押して閉じる。
とりあえず今回はここまで。
Squeak 4.1のイメージで起動する方法
(Mac版のCogである)Croquet.appでSqueak4.1のイメージを実行しようとすると、「予期しない理由で終了しました」と出る。
しかし、以下のコードを実行させた上で保存すれば、Croquet.appで起動することができるようになる。
#(= bitAnd: bitOr: bitShift: bitXor: ~=) do:[:sel| LargePositiveInteger removeSelector: sel. ].
ただし、Croquet.appで起動させた後で保存して終了すると、今までのVMで実行できなくなるので注意。
なお、フォルダ名に日本語が含まれているとイメージを開けないようなのでこれも注意する。
(元ネタ)
http://forum.world.st/Teleplace-Cog-VMs-are-now-available-td2261896.html#a2261934
(追記:twitter.com/newapplesho さんからのご指摘より)
imageフォルダ内のNecessaryImageChangesForCogToWork.1.cs を適用すれば上記も含めた変更ができる。
Mac OS X用のCroquet Cog VMをビルドする方法
(HowToBuildより勝手に翻訳&加筆or修正)
1. (xcodeなど)必要なツールをインストールする。CoreVM.xcodeprojはgcc 4.2を使ってビルドの設定を行うが、よりパフォーマンスを高めるためにIntel C++ compiler 11.1を使うこともできる。その場合は、CoreVM.xcodeproj/project.pbxprojファイル内のcompilerSpecを変更する。
2. tar.gzファイルを展開する。
3. ターミナルを起動し、2を展開したフォルダ内のmacbuildフォルダにcdする。続けて、以下のどちらかを実行する。
./makevm
または
./mvm -A
mvmは、(DeploymentSymbols, Debug等)様々なバージョンのビルドを行い、コンパイラの出力をログファイルに格納してくれるmakevmの便利なラッパーである。
3a. Cog VMシミュレーターが必要な場合、BochsIA32Plugin/BochsIA32Plugin.xcodeproj のプロジェクトを用いてビルドし、先にbochsをビルドしておく。
$ cd ROOT/processors/IA32/bochs
$ ./conf.COG
$ ./makeem
$ cd ROOT/macbuild/BochsIA32Plugin
$ xcodebuild
4. ビルドが完了すると、macbuildフォルダ内に新しい Croquet.app が出来上がる。(mvmを使った場合はFast.app Assert.app Debug.appとなる)
出来上がったCroquet.appをテストするには、macbuildと同じ階層にあるimageフォルダ内のイメージを使う。